スポーツ科学に基づくアミノ酸補給「アミノバイタル」。競泳の瀬戸大也選手をはじめ、多くのアスリートやスポーツをする人々をア…
スポーツ科学に基づくアミノ酸補給「アミノバイタル」。競泳の瀬戸大也選手をはじめ、多くのアスリートやスポーツをする人々をアミノ酸でサポートしています。
1995年に「アミノバイタルプロ」が発売されて以降、アミノバイタルはトップアスリートをサポートする現場で磨きをかけてきました。現在はスティック、ゼリー、タブレットなどの様々な形状があり、シェイカータイプが常識だったプロテインにおいて“スティックタイプ”の文化を築くなど、あらゆる形で栄養面をサポートしています。
今なお進化を続けるアミノバイタルの知られざる奥深さと、製品開発を行う味の素が持つアミノ酸へのこだわりとは。アミノサイエンス事業本部・スポーツニュートリション部の長田智大さんと日置和宏さんにお話を伺いました。
<協力:ゼビスポマガジン>
知られざるアミノ酸の効果
ーアミノバイタルを摂取するにあたって、適切なタイミングを教えてください。
長田:アミノバイタルには様々な種類があるので、ものによって摂取する適切なタイミングは異なります。アミノバイタルプロであれば、運動前や試合前、試合中など。アミノバイタルゴールドであれば、運動後や就寝前がおすすめなので、用途によって使い分けることができます。

ープロとゴールドの成分には、どのような違いが?
長田:プロは体全体のコンディショニングを整えるため、ゴールドは筋肉の回復を行うためのものなので、そもそも配合しているアミノ酸の種類が違います。アミノ酸には様々な種類があって、特に体内で重要視されているのは約20種類ほど。味の素は長年にわたる研究の中で、それぞれのアミノ酸が持つ働きや、効果的な組み合わせ方を幾度となく試してきました。その結果として、用途に合わせた複数の製品を出しています。
ー製品の効果をどのようにテストしていったのかが気になります。
長田:スポーツ強豪校と言われる大学と協力して、アミノバイタルを摂取した時のパフォーマンスの向上を数値で追いかけていきました。また、その効果がどのようなケースでも起こり得ることも実証しています。
日置:医薬品の臨床試験のように複雑な過程がありますが、それを理解してアスリートにご協力いただけるのは、味の素のブランド力があってこそだと感じています。味の素は製品開発にあたって、特にエビデンスの面に強くこだわっているんです。

ースポーツをする人はアミノ酸から様々な恩恵を得ていると思いますが、スポーツをしない人にも効果はあるのでしょうか?
長田:アミノ酸には睡眠や精神面をサポートする効果もあります。体の20パーセントはたんぱく質で、そのたんぱく質は20種類のアミノ酸からできているので、人間にとってアミノ酸は必要不可欠です。アミノバイタルはスポーツに特化した製品ですが、様々な人々の健康や自己実現に寄与できる可能性を秘めています。
従来型のプロテインに対する疑問から…
ーアミノバイタルシリーズには「アミノプロテイン」も存在しますが、通常のプロテインとはどのような違いが?
日置:通常のプロテインはシェイカーで飲むのが基本だと思いますが、味の素では「はたして、その飲み方で全員が満足しているのか」という着眼点を持っていました。従来型だとシェイカーがなければプロテインを摂取できないですし、気軽とは言えないのではないかと。
そこで考えついたのが、スティックタイプのプロテイン。1本約4gで、シェイカーで作るプロテインと同等の効果を得られます。ポケットにも入れられるので、練習が終わってダウンした後、最後のミーティング前にサクッと飲むこともできます。

ーたった4gでプロテインを摂取できるのはすごいですね。
長田:この手軽さにはもう一つの利点があるんです。シェイカーで飲むプロテインは、ある程度の飲む量があるので、お腹いっぱいになってしまって、その後にご飯が食べられないという人もいます。ただ、アミノプロテインはそもそもの量が少ないので、食事に支障をきたす可能性は低いですよね。
やはりアスリートの体を作るのは食事なので、プロテインだけ飲んでいれば良いわけではありません。そういった課題を解決するということも、この製品が生まれた一つのきっかけです。

ー「賢く筋肉をつけろ。」というコンセプトを打ち出していますが、どのような思いが込められているのでしょうか?
日置:アミノプロテインの開発段階で「シェイカーがいらない」「食事に支障をきたさない」といった訴求ポイントは挙がっていましたが、それ以上に味の素が成し遂げたかったのは、スティックタイプという新しい文化を作ることです。その文化を多くの方々に届けるために、このコンセプトが生まれました。
ーアミノプロテイン“ならでは”の強みはあるのでしょうか。
長田:プロテインはたんぱく質の摂取がメインですが、アミノプロテインはたんぱく質だけでなく、アミノ酸も筋肉づくりに必要なものを厳選しています。たった4gの中に、味の素が積み重ねてきたアミノ酸の知見が詰まっているんです。
ースティックタイプのプロテインをどのようにして世に広めていったのでしょうか。
長田:一般の方々や、我々がサポートしている競技団体など、10万人以上にサンプリングをしました。スティックタイプのプロテインは前例がなかったので、そういった地道な活動で広めていくしかないんです。
日置:最初は室内競技の選手を中心に広めていきました。室内競技の選手は、夏場に蒸れた体育館で練習する方もいますよね。湿度の不快感がある中で、練習後にシェイカーでプロテインをしっかりと飲んで、その後にご飯を食べるのはなかなかしんどい。そういった人たちには、スティックタイプのプロテインが刺さるのではないかと考えていました。
ー実際にアスリートに試してもらって、何か変化は見られましたか?
日置:面白いことに、切り詰めて体づくりをしているトップアスリートでも、プロテインを変えただけで除脂肪体重や脂肪量に良い変化が見られました。それを見て、この製品は根気強く広めるべきだなと。
ー気軽に摂取できるというポイントは、女性にも刺さりそうですね。
長田:間違いないですね。私たちは女性目線での開発も進めていて、2018年4月からカシス味を販売しました。また、パッケージに女性のイメージも追加したことで、女性ユーザーが拡大していったんです。
ーゼビオグループ限定で販売している「トリプルショット」というゼリーも気になります。
長田:通常のアミノバイタルゼリーが100kcalなのに対して、トリプルショットは180kcal。おにぎり1個分の糖質が得られるため、運動時の腹持ちが良くなります。また、筋肉の材料となるBCAA(アミノ酸)と、疲労回復に良いクエン酸も併合。エネルギー、アミノ酸、クエン酸と3つの要素をふんだんに入れて、1個216円という価格帯で提供しているので、非常にハイスペックな製品だと感じています。

日置:アミノバイタルは様々な種類があるので、ユーザーは何を選んだら良いのか迷いますよね。その中で試しに効果を体感してもらうとしたら、このトリプルショットを勧めたいです。
ートリプルショットのパッケージに「スポーツ専用ゼリー」と銘打っているのは、味の素の強気な姿勢が感じられます。
日置:こういった製品はもともと摂取していない方が多いので、いきなり摂取するとなると少しハードルがありますよね。やはり信頼している人から勧められると手に取りやすいと思うので、ゼビオのスポーツナビゲーターの方々に勧めていただけることは効果的なんです。
味の素では、2018年度からゼビオグループのスポーツナビゲーター向けに「サプリメントマイスター研修」を始めました。これまで私は約800人の方々に研修を行っています。
ゼビオグループの店舗では、スポーツをしている子どもを持つ母親から「うちの子は怪我が多いんですが、どうしたら良いですか?」という質問が出ることがあります。母親は子どもの悩みを本気で解決しようとしているのに、その悩みをぶつけるところがないんですよね。そういった方々を栄養面でサポートできるように、サプリメントマイスター研修では、私が味の素で培ってきたノウハウの全てを教えています。
ーゼビオグループには全体で約7,000人のスポーツナビゲーターがいますが、将来的にはより多くの方に研修を行っていくのでしょうか?
日置:スポーツナビゲーターの一人一人が簡単でも良いので、栄養面に関するサポートができるようになれば良いと思っています。今までアミノバイタルを使ったことのない方々が、その効果を体感するきっかけを作れたら嬉しいです。
ーアミノバイタルを通して、味の素としてどのような世界を作っていきたいと考えていますか?
日置:私たちは「スポーツをする人の横に、必ずアミノ酸がある世界」を作りたいと考えています。少し前の時代では、選手が指導者から「水を飲むな」と言われることもありましたが、今では水を飲むことが当たり前。そこからもう一歩踏み込んで、筋肉の材料となるアミノ酸を摂取することが当たり前になればと思っています。