パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領が、WRC開催国候補に名乗りを上げたパラグアイツーリング自動車クラブを支援することを発表した。 パラグアイでは長きに渡って活発にラリーが行われており、特に同国北部の砂漠地帯を軽改造したラリーマシン…

パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領が、WRC開催国候補に名乗りを上げたパラグアイツーリング自動車クラブを支援することを発表した。

パラグアイでは長きに渡って活発にラリーが行われており、特に同国北部の砂漠地帯を軽改造したラリーマシンで走行するオフロードイベント、トランス・チャコが有名。




近年では、FIA地域ラリー選手権のコダスール(南米)選手権の一戦を、オーソドックスな方式で開催しており、アルゼンチンのようなマキシラリーマシンではなく、FIAの技術規定J項に合致したマシンを走らせている。

2019年は、コダスール選手権のトップ4をパラグアイのドライバーが独占。トヨタ・エティオスR5のアレッサンドロ・ギャランティが1ポイント差でタイトルを獲得している。パラグアイはこれで、9年連続でコダスールチャンピオンを輩出したことになった。
(Martin Holmes)