「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-4 6-3で破り、今シーズンのグラ…
「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-4 6-3で破り、今シーズンのグランドスラムで3度目の決勝進出を果たした。試合時間は1時間26分。
この結果で両者の対戦成績は、ケルバーが8勝5敗とした。前回の対戦は昨年10月の北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の3回戦で、ケルバーが6-2 6-3で勝っていた。
全米オープンには8年連続9度目の出場となる28歳のケルバーは、2011年に自己最高の4強入り。1月の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では決勝で世界ナンバーワンのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-4 3-6 6-4で破り、グランドスラム初制覇を果たしている。昨年は3回戦で、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に5-7 6-2 4-6で敗れていた。
ケルバーは2度目のグランドスラム初制覇をかけた決勝で、第10シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。プリスコバは準決勝で、第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 7-6(5)で下しての勝ち上がり。
セレナが準決勝敗退に終わったことで、次週発表される世界ランクでケルバーがナンバーワンになることが確定している。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)