「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第10シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 7-6(5)で…

 「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第10シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 7-6(5)で倒して決勝進出を果たした。試合時間は1時間26分。

 セレナとプリスコバは2014年7月にスタンフォード(WTAプレミア/ハードコート)の2回戦で初対戦しており、セレナが7-5 6-2で勝っていた。

 全米オープンには4年連続出場となる24歳のプリスコバ。前哨戦のシンシナティ(WTAプレミア5/ハードコート)を制するなどWTAツアー通算6勝を挙げ、昨年の8月には世界ランク自己最高の7位を記録しているが、グランドスラムでは3度の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年は第8シードで臨んだが、1回戦でアンナ・タチシュビリ(アメリカ)に2-6 1-6で敗れていた。

 プリスコバはグランドスラム初制覇をかけた決勝で、第2シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)とカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)の勝者と対戦する。

 昨年に続いて準決勝敗退に終わったセレナは、次週発表される世界ランクでナンバーワンの座をケルバーに明け渡すことが確定した。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)