身体能力に優れ、全身のバネを活かした野性的な動きで、思いもよらないスーパーショットを放ち観客を魅了するガエル・モンフィス(フランス)。そのテニス界のグレイテストショーマンともいえるモンフィスの2010年代のスーパーショットをまとめた動画が、…

身体能力に優れ、全身のバネを活かした野性的な動きで、思いもよらないスーパーショットを放ち観客を魅了するガエル・モンフィス(フランス)。そのテニス界のグレイテストショーマンともいえるモンフィスの2010年代のスーパーショットをまとめた動画が、ATP(男子プロテニス協会)の公式Youtubeアカウントにアップされている。

動画では、ツアー随一ともいわれるコートカバーの広さを活かしたポイントが多数紹介。振り回されながらもボールを拾い続け、最後は予想だにしないショットで一気に逆転する様は見ごたえたっぷりだ。

他にも、高く跳び上がってのダンクスマッシュや、スマッシュに対して跳びついての強打、ロブに対してネットに背を向けて追いかけると、ジャンプして身体を捻りながらストレートへウィナーを叩き込んだりなど、モンフィス以外ではなかなか見られないショットもある。

また錦織圭(日本/日清食品)のエア・ケイをしっかりコースを読んで攻略する場面も紹介されている。

そのモンフィスは今シーズン「ATP500 ロッテルダム」で優勝、「全米オープン」でベスト8に進出するなどし、33歳のベテランながら2016年以来となる年末トップ10入りを果たした。

女子の世界6位であるエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)との交際も順調なモンフィスが、来シーズンもスーパーショットで沸かせてくれることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モントリオール」でのモンフィス

(Photo by Minas Panagiotakis/Getty Images)