天皇杯(天皇杯全日本選手権)直前特集第1回を飾るのは、ルーキーながらチームの主力として活躍をした鈴木歩夢(スポ1=埼玉栄)と山崎祥平(商1=茨城・土浦日大)、そしてケガからの完全復活を目指す梅林太朗(スポ3=東京・帝京)の3人。お互いの印象やプライベートでの過ごし方、そして天皇杯へ向けた意気込みを伺った。


※この取材は12月5日に行われたものです。

「(梅林は)リーダー的な存在ですね」(山崎)


左から鈴木、山崎、梅林

――今季の振り返りをしていただきたいと思います

梅林 自分は1つしか試合に出ていないので。東日本学生選手権を振り返ると、準備したものがしっかり出せたので。天皇杯で優勝することへの準備の過程があの大会だったので、予定通り行っているかなと思います。年明けて、1月インフルエンザになって、2月にケガをして、3月に手術をして、どん底の年でもあったし、天皇杯で優勝して最高の年にもしたいので。年間を通して良い意味でも悪い意味でも充実した1年になるように天皇杯で優勝したいと思います。

山崎 高校の時の92キロ級から、大学に入って97キロ級という新しい階級に挑戦してきたんですけど、どうしても体重が少なくて。97キロ級の大きくて力の強い選手にはどうしても力負けをしてしまうというのが多くて、やり切れない、悔しい気持ちがあったんですけど。内閣杯(内閣総理大臣杯全日本大学選手権)の時に125キロ級に出ることになって、97キロないと出られない大会だったので、無理してでもいっぱい食べて、筋トレとかもして体重を増やしたことで、これまで練習で勝てなかった重量級の選手と戦えるようになりましたね。

鈴木 自分も体ができていなくて、70キロ級だと細い方だったので。その中でも優勝はできなかったんですけど、コンスタントに2位、3位を取れたということは高校から比べると早大で成長できた部分かなと思います。最近は体もできてきたので、それを試すのが全日本かなと思います。

――アジア・ジュニア選手権にも出場されていましたが、その時の戦いを振り返って

鈴木 フィジカル負けというのが自分の中ではありました。最近は体重も増えてきたので、少し戦えるようにはなってきました。

――他己紹介をお願いしたいと思います。梅林選手のプレースタイルというのは鈴木選手と山崎選手からはどう映っていますか

梅林 俺の試合見てないもんな!

山崎 見ましたよ!見ましたけど、歩夢がいつも練習やっているので。

鈴木 そうですね。自分はロースコアで持っていきたいタイプなんですけど、この前の選手権でも結構差を付けて勝っていたので、攻めの力はさすがだなと思います。自分との違いっていうのを感じました。

――山崎選手のプレースタイルについてはいかがですか

梅林 ケガをする前、(山崎が)高校時代にスパーリングをしたことがあったんですけど、その時は受験勉強とかも忙しくてレスリングができていなかったということもあって、根本的な体力がなかったんですけど。1年経って僕が戻ってきてからは少なくとも体力は戻ってきているし、気持ちの部分でも強くなっていると思います。レスリングも前は不器用だったんですけど、器用になってきて、大学のレスリングを覚えてきたなというのを感じていて、最近は相手をするのが大変ですね(笑)。

鈴木 自分は地元が一緒で、小学校から一緒にやっていて。大学でまた一緒になって。クラブでやっていた時は相手をできていたんですけど、大学になってからはでかすぎて。自分には手に負えないですね(笑)

――お二人とも茨城出身ですよね

山崎  水戸ですね。昔から仲良かったです。

梅林 本当か?(笑)

山崎 仲良かったですよ(笑)。言いづらいですけど(笑)。高校3年間だけ別だったんですけど、大学でまた一緒になって。

鈴木 たまたまですね。

――鈴木選手のプレースタイルの印象はいかがですか

梅林 歩夢は本人が言った通り、入学当初は力なくて。それでも力を付けてきて、プラス、1回掛かった技には掛からないというか、対応能力がすごい高いなという印象です。自分から取りに行く攻撃力というよりかは、試合を6分間で組み立てて、勝ち切るというスタイルなので、6分かけて相手を研究しながら勝つというスタイルなのかなと思います。僕はあまりできないので、賢いと思います。

山崎 あゆとは体重が25キロぐらい離れているんですけど。それぐらい離れているとパワー勝ちできると思うんですけど、いざやってみると上手さが違くて、自分が簡単にいなされてしまうので。すごいやりづらい相手だなと思います。いやらしいレスリングをしてくるなという印象です。

――それぞれの部内でのキャラクターは

山崎 太朗さんはめっちゃしゃべって場を和ませてくれますね。自分は人見知りなんですけど、太朗さんは最初から話しやすかったですね。

梅林 舐めてる。

山崎 舐めてないですよ(笑)。尊敬しています、本当に。

鈴木 練習だと1年生の立場だと黙ってしまう場面もあるんですけど、太朗さんが引っ張って練習を進めてくれるので、自分たちも発言しやすい環境をつくってくれていると思います。リーダー的な存在ですね。

――その話を聞いて、梅林選手としてはどう思いますか

梅林 あまり考えやっているわけではないんですけど。自分が大学に入って一緒になるのは上3学年、下3学年の6学年だけで、一緒にきつい思いや嬉しい思いを本当に共有できるのはそのメンバーとコーチ陣だけだと思うので。それは一生ものですし、その時間を大切にしたいという思いで、ひとりひとりとの時間を大切にしたいということは自然と感じていると思います。

――山崎選手の部内でのキャラクターというのは

梅林 本人も言った通り人見知りで。周りの人から見ると話しかけづらいオーラが出ているんですよ。

山崎 そうなんですか?

梅林 出ているんだよお前は(笑)。

山崎 全然気づかなかったです。

鈴木 先輩とか、同学年からすると、人見知りのいじられキャラなんですけど、後輩から見たときに少し「怒っているのかな」って思われるかもしれないですね。ただ1回舐められるともうそのままだと思います(笑)。

梅林 ただ賢いと思います、商学部ですし。この二人は違う賢いなんですよね。歩夢はレスリング的な部分で賢いんですけど、こいつ(山崎)はそういう部分では鈍いんですよ。首が悪いのに、首からタックルに入ったり(笑)。ただ私生活に関しては要領がいいと思いますし、頼れる重量級というのが一番ですね。来年以降祥平には活躍してほしいと思いますし、自分がケガして出られないときも祥平には結構アドバイスをしてきたつもりなので。それを受け入れて、今ここまで強くなってくれたので。祥平だけじゃなくて、島谷も含めて伸び代はあると思うので、まだまだ頑張ってほしいと思います。

――山崎選手はいじられキャラなのでしょうか

山崎 いじられキャラなんですかね?わからないです。

梅林 いじられキャラだろ(笑)。こいつ11月から寮に入ってきたんですよ。最初は一人暮らしをしていたんですけど。寮のルールをちゃんと教えてあげたんですけど、上裸で寮歩くんですよ。

――いじってくる先輩とかいらっしゃるのですか

鈴木 全員じゃね?

山崎 いじられてるのかわからないんですけど(笑)

梅林 愛されてるんですよ。重量級はそんな感じですね。小西(拳、スポ2=岩手・盛岡工)もすぐモノマネされるしね。こいつも小西のモノマネしてるんですよ。

山崎 いやいや。

梅林 自然と出てる。

山崎 自分じゃないです。島谷(侃、スポ1=秋田商)です。

鈴木 お前売るなよ(笑)。

山崎 やってないです。

梅林 島谷は島谷で「祥平がやっています」って言うと思います。

――鈴木選手はどのようなキャラクターなのでしょうか

梅林 落ち着いている印象ですね。付いてくるところはちゃんと付いてくるし、みんながわちゃわちゃして、危ない方に流れそうな場面では落ち着いてるし、大人っていうかね。

山崎 落ち着いていますね。自分たちの中でも落ち着いていますし、部内見渡しても落ち着いていると思います。

梅林 頼れる安心感があります。

山崎 でも実際にはサイコパスな一面があるってみんなに言われていますけど。

鈴木 よくわからないって言われます。

山崎 よくわからないっていうのはありますね。 あとは小西さんとか直毅さん(松本、スポ4=神奈川・横浜清陵総合)のモノマネは島谷がするんですけど、その時にあいつ(島谷)は自分からはしないんですよ。

梅林 ちょっと発破かけてるのは歩夢なんですよ(笑)。

山崎 こいつが裏から「やれやれ」って言うからこうなるんですよね。こいつが影の権力者です(笑)。

梅林 (1年生の)3人はいい感じでバランスが取れているんですよね。

プライベートの生活は?


アイドルの話で盛り上がる山崎(中央)とそれを聞く梅林(右)と鈴木(左)

――試合前のルーティンだったり、願掛けみたいなものはありますか

梅林 試合前はスパーリングはほとんど入らないですね。シンプルにケガをしたくないのと、疲労を溜めたくないので。いいイメージで試合に持っていきたいのに、そのスパーリングをしたことで自分の中で不安要素が出てしまうと、いいイメージで試合に臨めないので。それだったら納得のいくスパーリングができたら、そのあとはあまり上げすぎないようにしていますね。

鈴木 自分は2パターンあって、相手が決まっている時はその相手の動画を見ます。アジア・ジュニアとかだと動画が上がっていたので、動画を見て研究して、モチベーションを上げていました。ないときは自分が調子が良かったときの試合を見てモチベーションを上げたりしています。

山崎 自分は筋トレですね(笑)。

梅林 やってるわ。ガチャンガチャンやってるわ。

山崎 高校の頃からなんですけど。高校の頃はスパーリングとかはあまりやっていなくて、筋トレばっかりしていたんですよ。筋肉の回復周期みたいなものがあるじゃないですか。それで試合期間中に筋トレができないのがすごい不安で、「試合前に貯めておかないと」と思ってやっちゃうんですよ。そうすると安心して試合に臨めます。ただ大学に入って、高校よりは(筋トレの量が)減ったので、試合前に筋肉痛になって試合にベストコンディションで臨めないということがあったので(笑)、最近は控えるようにしていますね。

――試合前に音楽は聞きますか

梅林 試合直前は聞かないですけど、1個だけ聞いている曲はあります。ワイスピ(ワイルド・スピード)が好きで、『Danza Kuduro』っていう曲を1回か2回はリピートして聞いています。気分を上げるためですね。大体会場に向かっている時ぐらいに聞いています。会場に入ると周りの音が聞こえないぐらいには集中するので、音楽を聞いていると逆に集中力が切れてしまうので、会場に向かっているときに聞いて、リラックスしています。

山崎 自分は、乃木坂とか欅坂とかが好きなんですけど、そういった曲を試合前は聞いていますね。

梅林 絶対部内にいるよね(笑)。

山崎 弥十朗さん(山﨑、スポ4=埼玉栄)とか大和さん(宇井、スポ4=和歌山・新宮)とかとは結構話が合いますね。

梅林 練習中祥平が音楽をかけるいるときは、曲で「あ、祥平だな」ってわかるよね。

鈴木 自分は試合前に聴いたことはあるんですけど、落ち着かなくて。試合会場の雑音の方が逆に集中できますね。

――減量についてお伺いしたいのですが、減量はどう取り組んでいますか

鈴木 自分は高校以来落としてないですね。階級を上げたので。

梅林 入院しているときは88キロまであって。動けないのに食欲は落ちないし、他のことでストレス発散できないので、食べることぐらいしかできなくて。本当に食べていて、動けるようになってからでいいやと思っていたら、意外と落ちなくて。マットし始めて86キロぐらいまでは減ったんですけど、そこから落ちなくて。1ヶ月前ぐらいから気を引き締めて食生活も見直して、今81キロぐらいまで落ちました。1ヶ月前から緩やかに落としている感じですね。今は当日計量なので、1週前には1キロ以内にしておいた方がパフォーマンスも落ちないし、次の日も体重の心配はいらないと思います。

山崎 自分は高校1年生の時に減量したのが最後ですね。今は逆に増量しているので。食べて、寝て、筋トレですね。内閣杯の前は体重が足りなかったので、あまり動かなかったですね。どうしても体重が必要なので、練習もあまり入らずになるべく筋トレをメインにやっていました。

梅林 道場にゴキブリ湧いてたもんな。こいつ道場にプロテイン置きっ放しにしていて、その容器の蓋の裏にゴキブリが湧いていて。

山崎 飲めなかったです、あれは。

梅林 勘弁してほしいですよね。

山崎 体重増やすためには、仕方がなかったんです。

梅林 ゴキブリ食べていたかもしれないですからね。

山崎 それはないです。

梅林 それはないって信じたいだけなので。

山崎 それはないっすよ!わかりますもん、自分で。

梅林 本当にきたない(笑)。

――オフの日は何をしていらっしゃいますか

梅林 寝オフが多いですね。月曜日が大体オフなんですけど、月曜日にゼミが入っているので1限から授業を入れていますね。なので休みの日は課題をやっているか、就活のための勉強をしているか、寝ているか、録画した番組を見ているかですね。

――どんな番組を見られていますか

梅林 ドラマかバラエティですね。バラエティは『月曜から夜更かし』と、『水曜日のダウンタウン』と、『ガキの使い』と、その辺は見ていて。ドラマは『同期のサクラ』、『まだ結婚できない男』、『ニッポンノワール』、『俺の話は長い』とかですね。基本的には溜めて見ることが多いですね

――好きな女優さんや俳優さんはいらっしゃいますか

梅林 川口春奈は好きなんですけど、最近は『俺の話は長い』の影響で、小池栄子とかですかね。賀来賢人も最近面白いですね。

山崎 自分は元乃木坂の桜井玲香が好きですね。この間写真集発売したんですけど。

鈴木 新人戦で表彰式の後、写真を撮ったじゃないですか。その時いなかったんですよ。

山崎 あの日にお渡し会行ったんですよ。

梅林 写真を見てから聞いたら、「写真集の手渡し会行ったんですよ」とか普通に聞いて。

山崎 思ったより長引いちゃって、試合が。

梅林 そのぐらい好きなんですよ。とりあえず熱狂的っていうことです。その節はすみませんでした。お前が謝るんだよ!

山崎 すみませんでした。会うのが初めてだったんですよ。なのでめっちゃ緊張したんですけど、かわいかったので(笑)。

鈴木 自分も川口春奈好きだったんですよ。でも最近はそこまででもないですね(笑)。

梅林 格闘家になるか、みんなで(笑)。

――よく見るテレビ番組とかはありますか

山崎 自分の部屋テレビないんですよ。なのであまり見ないですね。漫画読んだりだとか。ラブコメ系とかよく読んでいますね。最近だと一番面白かったのは『寄宿学校のジュリエット』とか、あとは『SPY×FAMILY』という漫画はおすすめです。

鈴木 自分はバラエティかニュースですね。同部屋の先輩がバラエティ全部録画してくれているので、それをオフの日に見ています。『全力脱力タイムズ』とか、ダウンタウンの番組とか。(先輩が)未視聴の番組は飛ばして見ています。

梅林 気使うよね、結構ね。部屋のテレビとか冷蔵庫とか先輩がそろえてくれるので、そこは気を使いますね。

鈴木 自分は睡眠も結構大事にしています。本当は朝もご飯を食べずに寝ていたいんですけど、授業が1限からあるので。授業に出て帰ってきて寝るか、疲れていなかったら埼玉栄高に顔出して練習とかしていますね。

――学業面はどうでしたか

梅林 自分は前半は部活に出られていなかったので、リハビリして、授業を受けている生活だったので学業面は順調ですね。1年生は聞かないであげてください(笑)。

山崎 いろいろ大変なので。

梅林 でも秋は大丈夫だよな(笑)?

――1年生のお二人は大学生活への戸惑いのようなものはありましたか

山崎 起きる時間とかは結構変わりましたね。

鈴木 朝練があるときに、戸惑いはなかったんですけど朝起きれない日はありましたね。でも慣れてきたので。

山崎 自分は今寮生活始まったばかりなので少し戸惑っているんですけど、でも慣れてきましたね。朝自分で起きれることがなくて、9割ぐらい島谷が起こしてくれています。優しいですね。

――プライベートで部員さん同士で遊ぶことはありますか

山崎 1回遊ぶ予定だったんですけど、島谷のせいで流れてしまいましたね。なんかちょっとした用事があったらしいんですけど、そのいつでもできる用事を優先して行ってしまったので流れましたね。

梅林 寮に全員住んでいるわけじゃないですか。朝練一緒でご飯も一緒で、練習があって帰る場所も一緒なので。なので休みの日にわざわざどこか行こうという気分にならないですね。なので、違う人とご飯食べに行った方が気分転換になると思うんですよね。練習終わってご飯に行くことはあるんですけど。家族でお出かけすることってあまりないじゃないですか。仲が悪いわけじゃなくて、それと一緒だと思います。

――他大学の友人と遊びに行くことはありますか

鈴木 特に高校の同期とかは仲が良いですね。

山崎 いるはいるんですけど、あまり遊びに行ったりはしていないですね。

「完全復活します」(梅林)


天皇杯でケガからの復活を期す梅林

――大会後などで、自分へのご褒美はありますか

梅林 プリン。

山崎 おー。

梅林 「おー」って言うほどのことではないけどね(笑)。ケーキ屋さんのプリンって美味しいので食べたくなりますね。東日本の後は内閣の祝勝会と天皇杯の決起会ということでOBの方に焼肉をご馳走してもらったので、しばらく食べ物はいいかなと思いますね(笑)。

山崎 自分はアイドルの動画とかを時間を気にせずに見ていますね。それがご褒美だと思います。

鈴木 外食を増やすっていうのはあります。寮のご飯があるんですけど、外で食べて帰ったりしますね。

――部内で流行っていることはありますか

梅林 小西のモノマネじゃね?

山崎 そうですね。小西さんのモノマネが一番流行っているかもしれないです。

梅林 モノマネという概念じゃなくて、いじりと日常会話に付随しちゃっているので。

山崎 確かに自然に出ちゃってますね。自分たちがやっているのがバレちゃったんですけど、その時に小西さんは笑ってくれたので、小西さん公認でやっています。

梅林 いじりも含めて、和みだよね。

山崎 そうですね、落ち着くんですよ。なので試合前とかもそれをやると落ち着きます。

梅林 それは知らないわ、俺(笑)。

山崎 本当に落ち着きますよ。小西さんってイケボなんですよ。なので、その声真似をするんですよ。

梅林 もう馬鹿にしてるよね(笑)?

山崎 違うんですよ。なので小西さんの言わなそうな一言を小西さん風に言うみたいなのが面白いです。

梅林 舐めてるよね(笑)?

山崎 ちょくちょくです。島谷が一番やっています。あいつの影響ですね、全部。

梅林 これいいのかな?流行ってることで(笑)。小西に申し訳ない気持ちもあるな(笑)。

――マイブームはありますか

梅林 暇つぶしに『ポケモンGO』とかはやっていますね。真剣にやっているわけではないので、だから飽きずにずっとやっていますね。

山崎 自分は桜井玲香のおっかけです。情報を仕入れるのが楽しいというか。日常的に調べていて、同じ情報でも何回でも出ちゃうというか、それがブームですね。

梅林 あとはドウェイン・ジョンソン、『ザ・ロック』っていう。もともとアメフト選手で、プロレスラーになって、俳優になった。その人がアンダーアーマーとコラボしていて、それを集めたりだとか。47歳でゴリゴリなんですけど、かっこいいですね。役柄で腕につけられたギブスを割ったり、ヘリコプター用のマシンガンを素手で売ったりだとか、規格外ですね。シンプルに化け物だと思います。憧れですね。なのでおっかけしています(笑)。

――好きな映画とかございますか

梅林 『アベンジャーズ』かな。『エンドゲーム』。

山崎 自分『シビル・ウォー』だけ見ました。

梅林 20作ぐらいあって、全部つながってるんだよ。だからそれ単体だけ見ても面白いけど、他の作品を知ってから見たらまた別の面白さがあるよ。

鈴木 自分集中直なくて(笑)。映画見てられないです。映画館で見ていても寝ちゃいます。でも『天気の子』は寝なかったです。でも高校の後輩とかと行ったときは寝ちゃいますね。テレビでやってるやつとか見ようとも思いませんね(笑)。

山崎 自分はアニメ映画を見ていますね。『天気の子』とか、『君の名』はとか。昔はポケモンとかも見ていましたね。ドラえもんも見ました。『STAND BY ME』。あれは感動しましたね。『金曜ロードショー』でもルパンとか見ますね。

――映画館に足を運ぶことはありますか

梅林 行きますね。キャラメルポップコーン片手に、アイスティーかスプライトを持って。ポップコーンは映画館じゃないとダメですよ。あの匂いで買っちゃうんですよね。

――普段から飲み物とかは気にされていますか

山崎 高校の時はすごく気にしていたんですけど、気にし過ぎて飲めなくなったものもあります。人工甘味料が入った飲み物とか(笑)。お茶とか水とかばっかりですね。

梅林 自然とそっちを選ぶようになっちゃうよね。

鈴木 自分はコーラが好きですね。赤い方です。前はあまりわからなかったんですけど、いっぱい飲んでいるうちにわかるようになってきてしまって。黒と赤の違いが。なので赤しか飲んでいないですね。

――レスリングの話に戻りたいと思います。今年一番印象に残っている試合はありますか

梅林 自分はほとんど出ていないので(笑)。祥平の試合はインカレ(全日本学生選手権)だな。

山崎 あれは自分も印象に残っていますね。9−0で勝っていたんですけど、そのあとケガしていた部分を悪化させてしまって、痛くて動けなくて。コーチ陣には「まだいける」と言われていたんですけど、自分の中では心が折れちゃって。ラスト50秒ぐらいで9ー5だったんですけど、そこで棄権してしまったのが一番覚えています。なのでそれ以降すごく反省して、練習でも妥協をしたくないという気持ちが強くなって。練習時から諦めない気持ちを持つようになりましたね。

鈴木 自分はJOC(JOCジュニアオリンピックカップ)ですかね。大学に入って初めての大会で決勝まで勝ち上がれましたし、初めて国際大会に出る権利も得られたので。それがあったから、優勝はできていないんですけど、コンスタントに結果を出せたのかなと思います。準決勝は上の階級のインターハイチャンピオンで、勝てないかなと思っていたんですけど、試合運びがはまって勝てたのも大きかったですね。自分の中ではこのくらいやれるのかなと実感できた大会だったので、その後の大会も勝ち上がれたと思います。

――大活躍の1年でした

梅林 内閣以外全部メダル取ってるもんね。

鈴木 高校に比べたら、そうですね。

――東日本春季新人選手権も優勝されました。その時も伊藤朱里選手(中大)と対戦なさいましたが振り返っていかがですか

鈴木 点数差は2−1なんですけど、その時は負けないなっていうことを自分の中で感じていたので、JOCから東日本までで強くなったのかなと思いました。

――お二人は大学に入って初めての団体戦も経験されました

山崎 自分は125キロ級で最後を任されていたので、すごく緊張しましたね。日体大戦は自分が負けたらチームが負けるということで、ガチガチで。結局負けてしまって、こうはなりたくないなと思ったので、来年は全勝できるようにしたいですね。

鈴木 自分は緊張はそこまでしなかったんですけど、拓大の相手とかにボコボコにやられてしまって。最終日の日体大戦で、相手の主将(上野裕次郎)に2−1で勝てたのが自信になったので。大きい試合でしたね。

――最後に、天皇杯へ向けての意気込みや目標をそれぞれお願いします

梅林 優勝しか考えていないし、その準備をしてきたつもりです。1年間他の大会も出ずに準備してきたので、優勝を目指して。完全復活します。

山崎 自分は97キロ級で五輪階級なんですけど、激戦が予想されるので、その中で一番下の実力ということもわかっているので、それを自覚した上で、自分の出せるベストを尽くせたらそれで良いかなと思います。

鈴木 選抜(明治杯選抜選手権)の1位、2位が74キロ級にあげて出ているので、ほぼインカレと変わらないメンバーなので。内閣は74キロ級だったので、70キロ級で出るのがインカレぶりなので、そこでしっかり力が付いているのかが確認できれば良いかなと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 北﨑麗、林大貴)


梅林選手、鈴木選手は天皇杯の意気込みを、山崎選手は写真集のPRを書いていただきました!

◆梅林太朗(うめばやし・たろう)(※写真右)

1998(平10)年4月3日生まれ。166センチ。男子フリースタイル79キロ級。JOCエリートアカデミー/東京・帝京高出身。スポーツ科学部3年。上級生らしく対談をリードしてくれた梅林選手。ケガに苦しんだ苦節の1年となりましたが、最高の舞台で最高の結果を残し、完全復活を目指します!

◆鈴木歩夢(すずき・あゆむ)(※写真左)

2000(平12)年5月1日生まれ。179センチ。男子フリースタイル70キロ級。埼玉栄高出身。スポーツ科学部1年。対談初登場のルーキーながら落ち着いた受け答えが印象的だった鈴木選手。「サイコパスな一面がある」とささやかれている鈴木選手ですが、その爽やかな表情の裏側はどんな素顔がひそんでいるのでしょうか?

◆山崎祥平(やまざき・しょうへい)(※写真中央)

2000(平12)年12月20日生まれ。180センチ。男子フリースタイル97キロ級。茨城・土浦日大高出身。商学部1年。一般入試組、重量級のガッシリとした体格というイメージがあった山崎選手。実際はいじられキャラでアイドル大好きという思わぬギャップに魅了されました!