サウジアラビアにてエキシビションマッチ「ディルイーヤ・テニス・カップ」が12日より開催されている。出場選手たちはドローセレモニーで民族衣装のトーブを身にまとったが、身長208cmのジョン・イズ…

サウジアラビアにてエキシビションマッチ「ディルイーヤ・テニス・カップ」が12日より開催されている。出場選手たちはドローセレモニーで民族衣装のトーブを身にまとったが、身長208cmのジョン・イズナー(アメリカ)には丈が短すぎたようだ。

同大会の公式Twitterにはドローセレモニーの写真がアップされている。他の選手たちはしっかり足首近くまで隠れており、着こなしていたが、イズナーに用意されたものは彼には短すぎたようで、ユーザーからは「小さなシャツだね!とっても可愛い」というコメントがついている。

また同じく出場しているファビオ・フォニーニ(イタリア)には、とてもトーブが似合っており「彼はまるでサウジアラビアで生まれたみたい」という声も挙がっている。

同大会にはイズナー、フォニーニの他にダニール・メドベージェフ(ロシア)、 ガエル・モンフィス(フランス)、ダビド・ゴファン(ベルギー)、スタン・ワウリンカ(スイス)、ルカ・プイユ(フランス)、 ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と、トップレベルの選手たちが出場している。

またこの大会は、石油大国のサウジアラビアらしく、賞金も超高額。8人の大会ながら賞金総額は300万ドル(約3億3,000万円)、優勝賞金は100万ドル(約1億1,000万円)とリッチだ。100万ドルというのはマスターズ1000大会の優勝賞金に近い金額でもある。

というのもスポンサーは国営石油会社「サウジアラムコ」だから。11日に上場したばかりだが、いきなりアップルを抜く時価総額200兆円以上を記録し、世界最大の上場企業となっている。

(テニスデイリー編集部)

※為替レートは2019年12月13日時点

※写真は「ATP500 北京」でのイズナー

(Photo by VCG/VCG via Getty Images)