(C)2019 ASICS Sports Complex「とにかく仕事で忙しくて時間がない」「休日も、自分の時間が全く取…

(C)2019 ASICS Sports Complex

「とにかく仕事で忙しくて時間がない」「休日も、自分の時間が全く取れない」など、現代社会からはそんな声が聞こえるが、私もその一人。平日は仕事に、休日は家族サービスに日々追われている。かつては、ちょいマッチョ写真を撮って仲間と盛り上がっていたことはあったものの、今は、ただのおっさん化…。

そんな私が今回訪問したのが、今年11月に開設された、「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」。オリンピック選手村近くで豊洲市場目の前の場所にできた世界最大級の低酸素トレーニングジムだ。
(*都市型低酸素環境下トレーニング施設として2019年8月時点、アシックス調べ)

 低酸素トレーニングと聞くと、「高地トレーニング」や「マラソン選手」を思い浮かべる方も多いだろう。しかし、この施設はアスリートだけでなく、一般の方でも気軽に利用することが出来る。(年に何回かは、有名アスリートも来場するとのこと。)

「とにかく、上司部下の間に挟まれて時間がない」「でも、ちゃんとトレーニングして、モテたい」という、意識だけは高いサラリーマン代表として、体験取材に行ってきた。

 施設は、一般の客からトップアスリートまで、カバーするだけあって、いかにも高級そうなトレーニングマシンがズラリ。ここで、ジム施設を簡単にご紹介する。

(C)2019 ASICS Sports Complex

【2Fトレーニングルーム】
標高約2000mの低酸素ルーム・約3000mの低酸素ルームの2種類
★中でも、標高2000mの部屋には、国際大会が行われるスタジアムと同仕様の50メートルのランニングレーンあり。

【3Fプール】
標高2000mの部屋・通常濃度の2種類
上記以外にも、壁一面にプロジェクションマッピングを投影し、その中でヨガなどが体験できるスタジオ、マッサージを受けながら体力を回復する高酸素ルームもある。

では、いざ施設内へ。

今回は、4,950円/回の体験コース。さわやかトレーナーさんがおもてなしをしてくれた。ここで、低酸素に対応できる身体なのかを判定。私の血中濃度は、98%。標準的な値らしい。

着替えて、いざトレーニングルームへ。

「頭が、ふわふわする!?」体感的にはつらくはないが、少し変化を感じる程度だ。

電光掲示板を見ると、標高2087m、酸素濃度は16.4%。通常(約20.9%)よりも4.5%低くなっている。その表示を見た瞬間から、ちょっと息苦しくなった。確かに血中酸素濃度も、94%まで低下したが、この状態でランニングを開始。普段から、ランニングだけは日課としている私でも、5分やっただけで血中酸素濃度がみるみる低下し89%に。(この数字が低いと、体内負荷が相当高くなっている証拠)

そのあとは、調子に乗って50mダッシュ×2本。上腕系トレーニング×10回、スクワット×10回を体験。少し体はしんどいが、気持ちは軽い不思議な体感だ。

さて次は、標高3000mのさらなる低酸素環境下へ。富士山でいえば8合目とほぼ同じ高度に値する。酸素濃度は約14.5%だ。

ここでは、エアロバイク5分。軽め(40㎏)のベンチプレス、この施設ならではとなる登山マシン5分を実施。やはり酸素が薄いためか、血中酸素濃度は85%まで低下した。トレーナーさんからは、「しっかり追い込んだので、今夜ぐっすり眠れますよ」とのこと。個人的には、まだまだいつもの3割ぐらいの負荷レベルだったので、次回来た時はまだまだいけるのではないかと感じた。

(C)2019 ASICS Sports Complex

さて続いては、目玉のプール。標高2000m相当の酸素量のプールなんて想像できるだろうか。施設の方いわく取材で来た人たちは、100m泳ぐのもやっとと言われる中、どこまでいけるか私もトライ。

結果、その倍となる200m(50m×4本)を泳ぎ切った。泳ぐことは得意な方ではあったが、終わった後は、普段にはない息苦しさと腕の重さを感じた。

その後、通常の酸素濃度のプールで泳いでみると、その印象は「身体が軽い」「水が軽い」。即、効果を感じた。
以上でトレーニングは終了。実際のトレーニング時間は1時間もなかったが、思った以上に疲労感があった。最後はお風呂に入って、プロテインBarで一杯。短時間で効率よく身体を鍛えることが出来たという充実感にひたった。

終了後、施設長の姫田さんと施設担当の田中さんに気になる「ユーザー層」と「価格(22,000円/月)」について話を聞いた。

主なユーザー層は、40代のサラリーマン。休日だけでなく、仕事前後に“さくっとトレーニングをして”出社、帰宅される方も多いという。

料金は「一般的なジムよりは、低酸素効果・広さ・最新設備など付加価値が高いと感じていただいているので、利用客からは、むしろ安いといわれます」とのこと。

一般的なジムで1回2時間程度のトレーニングだと気合を入れて時間を確保しなければいけないが、低酸素トレーニングは30分でも十分効果が期待できそう。短い時間でジムに行く回数を増やせば、料金設定はお手ごろと感じた。納得。

<まとめ>
-低酸素だから、「短時間」でしっかり鍛えられる
-開放感がある最新設備なので、「好きなだけ鍛えられる
-低酸素状態後の高酸素ルームでのストレッチで「身体が若返る
(-トレーナーは、若者ばかりなので、「気持ちも若返る」)

まとめとしては、低酸素ジムとは、「時短時代に最適な、若返り施設」。今の時代にピッタリな、時短ニーズはしっかりとらえている。
ちなみに、翌日、結構な筋肉痛。やっぱり低酸素トレーニングは、すごい!

「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」

詳しくはこちら>>https://sports-complex.asics.com/

文:村川祐介