「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が昨年の準優勝者で第7シードのロベルタ・ビンチ(イタリア)を7-5 6-0で下し…

 「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が昨年の準優勝者で第7シードのロベルタ・ビンチ(イタリア)を7-5 6-0で下して5年ぶりのベスト4進出を決めた。試合時間は1時間17分。

 この結果で両者の対戦成績は、ケルバーが3勝2敗と勝ち越した。前回の対戦は2013年10月の北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の3回戦で、ケルバーが6-2 6-4で勝っていた。

 全米オープンには8年連続9度目の出場となる28歳のケルバーは、2011年に自己最高の4強入り。1月の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では決勝で世界ナンバーワンのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-4 3-6 6-4で破り、グランドスラム初制覇を果たしている。昨年は3回戦で、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に5-7 6-2 4-6で敗れていた。

 ケルバーは準決勝で、アナスタシア・セバストワ(ラトビア)とカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)の勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)