<写真・笑顔で撮影に応じる近本と村田学長(右)> 12月12日、関西学院大学中央講堂にてプロ野球阪神タイガースの近本光司選手(17年法卒)の関西学院大学学長賞授与式及び講演会が行われた。 昨年、阪神タイガースにドラフト1位で指名された近本。…


<写真・笑顔で撮影に応じる近本と村田学長(右)>

 12月12日、関西学院大学中央講堂にてプロ野球阪神タイガースの近本光司選手(17年法卒)の関西学院大学学長賞授与式及び講演会が行われた。

 昨年、阪神タイガースにドラフト1位で指名された近本。今年度は、セ・リーグの新人記録を更新する159安打を放ち、36盗塁でセ・リーグの盗塁王に輝いた。学長賞は、関西学院大学の同窓生として輝かしい功績を収めた者に授与される。今回、近本は創設第1号受賞者となった。授与式では、村田学長からクリスタルの盾と奨励金が渡された。また、授与式後の講演会では自身の学生時代や私生活を語り、約600人の在学生たちとともに時間を過ごした。

講演会のコメント

学長賞を受賞した近本光司選手「きょうは、学生のみなさんに集まってもらってうれしい。阪神タイガースに入団した時に『新人王と盗塁王を取ります』と言って、盗塁王を取ることはできたが、新人賞は取ることができなかった。そのことを励みにし、来年はまた精一杯頑張っていきたい。講演会では、実際に言葉にすることで、自分がどうなっていきたいか客観視することができ、自分の考えを引き出してくれる場だった。学生のみなさんには自分を客観的に見て、どう思っているかを突き詰めていってほしい。学校生活を送る上で、いろんなことがあると思う。でも、それらのことを心配していては何もできない。学生の間は自由に使える時間を大切にして、学生生活をエンジョイしてほしい」