広島はeクライマックスシリーズ出場圏内の3位まで1ゲーム差の5位

「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン eペナントレース 第3節が8日、フジテレビ内特設ステージで行われた。1カード目の第3試合に登場した広島の代表選手・伊勢家(いせか)雄次選手が巨人・坂東秀憲選手を2-1で下し、チームの3連敗を阻止した。

 1カード3試合で行われるeペナントレース。首位・巨人を相手に苦戦を強いられた広島だが、3試合目に登場した伊勢家が巨人の勢いを止めた。2回、無死二、三塁から田中広輔選手の中犠飛などでこの回2点を奪うと、緻密な操作で広島の投手陣のポテンシャルを引き出した。2点リードのまま迎えた最終回は2死一、二塁と一打逆転サヨナラのピンチを招いたが、ゲレーロ選手を右飛に打ち取りゲームセット。タオルを掲げて喜びを爆発させた。

 愛媛から応援に駆けつけていた両親の前で白星をつかんだ伊勢家。「開幕戦も見に来てくれていたんですけど、その時は負けてしまったので、やっと家族の前で勝てたのでよかったです」と白い歯をこぼした。

 今季からプロリーグに参戦した伊勢家にとって、家族の存在は大きい。プロリーグが創設された昨年はプロテストで予選落ち。練習を重ねて1年越しの予選突破を果たすと、eドラフト会議で広島からの1位指名を勝ち取った。伊勢家は「最初は本気だと思われていなかったかも。でも予選を突破したときに本当に応援してくれるようになって。家族の応援がないと自分はこうやってのびのびプレーできていない。家族に感謝しています」とはにかんだ。

 広島は第3節を終え、eクライマックスシリーズ出場圏内の3位まで1ゲーム差の5位。次節以降は中日、DeNAとの試合が予定されている。広島の主将・倉前俊英選手は「今日の1勝2敗で、優勝を狙うより3位以内のeクライマックスシリーズ狙いが現実的になった。目の前の一戦一戦を戦っていきたい」と一戦必勝での逆転CS出場に狙いを定めていた。(安藤かなみ / Kanami Ando)