今月5日、DF大桃海斗主将(スポ4=新潟・帝京長岡)が来季からJ3・AC長野パルセイロ(長野)に加入することが発表された。早大所属選手としては来季Jリーグ入り内定の第一号となり、プロ選手輩出は17年連続となる。

 長く早大の最終ラインで奮闘し続け、今季は主将を務めた大桃がJリーガーの仲間入りを果たす。2年時、主力選手の負傷離脱をきっかけに出場機会を得ると、翌年からは主力に定着。昨シーズンは最終節を除いた全試合でフルタイム出場を達成し、3年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。高い対人能力と空中戦の強さに加えて抜群のフィード力もあわせ持ち、攻撃面でも存在感を放つセンターバックとして高い評価を得ている。


最終ラインからチームを支え続けた

 大桃の新天地となる長野は2014年にJリーグに参入。以降はJ3を主戦場としており、J2昇格の経験はいまだにない。今季も33節終了時点で18チーム中10位と、昇格の可能性は既に消滅している。多くの選手の退団が続々と決まっていく中で加入する大桃には、クラブ変革の象徴の一人として大きな期待がかかるはずだ。ようやく立った、夢の続きへのスタートライン。オレンジのシャツを身にまとった『ア式の漢』が、信州の地で躍動する姿を楽しみにしている。

(記事 森迫雄介、写真 石井尚紀)

◆大桃海斗(おおもも・かいと)

1997(平9)年5月13日生まれ。181センチ、78キロ。新潟・帝京長岡高出身。スポーツ科学部4年。関東大学リーグ戦で、1部通算43試合出場0得点2アシスト。2部通算11試合出場。