文=佐保めぐみ 写真=バスケット・カウント編集部、ⓒW LEAGUE

「何が起こるか分からないのが天皇杯、皇后杯」

天皇杯と皇后杯は先週末に2次ラウンドが行われ、年明け1月9日からさいたまスーパーアリーナで行われるファイナルラウンドに進出する男女各8チームが決定した。12月5日には、ファイナルラウンドの組み合わせ抽選会が行われた。

日本バスケットボール協会の三屋裕子会長は「あの熱い戦いが、また始まります」と、大会への熱い思いをこう語った。

「この天皇杯と皇后杯はトーナメントのノックダウン方式です。3連覇中の千葉ジェッツとWリーグ開幕戦でJX-ENEOSサンフラワーズを破った富士通レッドウェーブが姿を消しました。一発勝負でなにが起こるか分からないのが天皇杯と皇后杯。チームの誇り、自分へのプライドのために選手たちも賢明に戦い、一瞬たりとも目が離せない3日間となります」

抽選会では、中学、高校とバスケット部だった『三代目 J SOUL BROTHER』の山下健二郎が抽選ドロワーを行い、結果は次の通りとなった。

[天皇杯]
SR渋谷vs北海道
滋賀vs三河
川崎vsA東京
宇都宮vs富山

[皇后杯]
山梨QBvsデンソー
三菱電機vs日立ハイテク
トヨタ紡織vsトヨタ自動車
アイシンAWvsJX-ENEOS

渡嘉敷来夢「令和初の皇后杯を取りに行きたい」

現在Bリーグ全チームの中で勝率1位の川崎ブレイブサンダースからは、篠山竜青が抽選会に参加。篠山は「リーグでも勝率1位で来ていますし、この勢いのまま天皇杯を取りたい」と意気込みを語った。しかし、リーグ戦とは異なり天皇杯は一発勝負。そこへの思いもこう語っている。

「天皇杯は一発勝負なので、その怖さはもちろんあります。しかし逆に言うと、勢いをつけられたら、そのまま駆け上がっていけるのが、トーナメントの良さ。初戦の相手は、アルバルク東京と強豪ですが、そこで勝てば勢いが出るので、トーナメントの怖さを勢いに変えて戦っていきたいです」

皇后杯6連覇中の『女王』JX-ENEOSサンフラワーズの渡嘉敷来夢は、「本当に一戦一戦、戦っていくことが大事。相手がどこであろうと、JX-ENEOSのチームディフェンスからの走るバスケットをしっかりと展開できるようにしたい。そして、令和初の皇后杯を取りに行きたいと思います」と、7連覇へ向けての意気込みを語った。

1月9日(木)に男子の準々決勝4試合、10日(金)に女子の準々決勝4試合、11日(土)には男女ともに準決勝をそれぞれ2試合行い、12日(日)に男女の決勝戦が行われる。東京オリンピックのバスケットボール開催地さいたまスーパーアリーナで繰り広げられる、熱い戦いに期待したい。