6日、ヤフオクドームでのオリックス戦に先発するソフトバンク・武田翔太。武田は、ここまで和田毅の14勝に次ぐ12勝をマーク。6日は、昨シーズン記録した自己最多の13勝目への挑戦となる。■チームをけん引する和田に「勉強になることばかり」 6日、…

6日、ヤフオクドームでのオリックス戦に先発するソフトバンク・武田翔太。武田は、ここまで和田毅の14勝に次ぐ12勝をマーク。6日は、昨シーズン記録した自己最多の13勝目への挑戦となる。

■チームをけん引する和田に「勉強になることばかり」

 6日、ヤフオクドームでのオリックス戦に先発するソフトバンク・武田翔太。武田は、ここまで和田毅の14勝に次ぐ12勝をマーク。6日は、昨シーズン記録した自己最多の13勝目への挑戦となる。

「勝っておかないといけないというか、負けられない試合。まだ(日本ハムとの)直接対決もあるが、ここからは(すべての試合が)優勝に大きく関わる1試合になる」と武田。自己最多の13勝については「最低ライン。ここまでは去年と同じような成績になっちゃいましたが、シーズンが終わったときに少しでも超えられたら」と、強くは意識していないようだ。

 また、武田は互いにカード頭の登板でチームをけん引する和田の存在を「勉強になることばかり」と語る。特に「調子のいい、悪いは誰にでもあるけど、悪いなりにしっかり抑えられる粘り強さ」に刺激を受けているようだ。

 21日、22日の日本ハムとの直接対決までの11試合は、現在Bクラスの3チームが相手。そのうち7試合が最下位のオリックスとの対戦となる。取りこぼしが許されない戦いが続くが、まずはその初戦を託された武田が、どのようなピッチングを見せるのかに注目したい。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura