女子野球日本代表の「マドンナジャパン」は4日、「第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ」(韓国・釜山)のインド戦に18-0で5回コールド勝ち。■有坂が特大弾含む4打点&川端も4打点、アメリカが敗退する波乱も 女子野球日本代表の「…

女子野球日本代表の「マドンナジャパン」は4日、「第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ」(韓国・釜山)のインド戦に18-0で5回コールド勝ち。

■有坂が特大弾含む4打点&川端も4打点、アメリカが敗退する波乱も

 女子野球日本代表の「マドンナジャパン」は4日、「第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ」(韓国・釜山)のインド戦に18-0で5回コールド勝ち。開幕3連勝でグループBを突破し、スーパーラウンド進出を決めた。5番に入った有坂が初回にレフトへ特大3ランを運ぶなど4打点。4番の川端も3本のタイムリーで4打点を挙げた。グループCでは、過去6大会全てで3位以内に入り、今大会も5連覇を目指す日本の最大のライバルと見られていたアメリカがグループリーグで敗退する波乱も。アメリカと同じ組からはオーストラリアとチャイニーズ・タイペイがスーパーラウンドに進出した。

 この試合で先発を任されたのは、メンバー唯一の高校生・清水美佑(埼玉栄高)。初の大舞台にも臆することなく、3回1安打3奪三振と堂々たるピッチングで役割を果たした。

 日本は初回、先発の荒木が3者三振に抑えると、その裏に2死一、三塁のチャンスを作る。ここで今大会初先発マスクの有坂がレフトへ特大のホームラン。球場がどよめきに包まれる一発で、先制した。その後、金、田口、長池の3連打で1点を追加。初回に4点を奪った。

 2回、荒木は2死から初ヒットを浴びるも、続く打者を一ゴロに打ち取り無失点。日本はその裏、2死二塁から川端がタイムリー二塁打。さらに、初回に先制弾を放った有坂がレフトへ運び、この回2点を加えた。

 3回には相手の失策で1点を加えると、川端のタイムリー、金の2点スリーベースでさらに2点を追加。10-0と大きくリードを広げた。

 4回からは笹沼が登板し、3者凡退。すると、打線は平賀、厚ヶ瀬の連続タイムリーや、川端のこの試合3本目のタイムリー、途中出場の寺部のタイムリーなどで8点を加えた。

 5回も笹沼が無失点に抑え、18-0でコールド勝ち。3連勝で順当にスーパーラウンド進出を決めた。