グランドスラムで16回優勝しているノバク・ジョコビッチ(セルビア)。そのジョコビッチが「全豪オープン」の前週に開催される「ATP250 アデレード」にエントリーしていると、米テニスメディアのTennis.comが報じている。もし実際に出場すれば、グランドスラムの前週に大会に出場するのは、過去10年で2度目の珍しい選択となる。

通常、グランドスラムで優勝や上位進出を目指す選手たちは、あまり前週に開催される大会には出場しない。グランドスラムの会場に前乗りし、現地のコートで練習・調整をするためだ。

しかしジョコビッチは2020年の「全豪オープン」の前週に行われる「ATP250 アデレード」にエントリーしたという。ジョコビッチがグランドスラムの前週に大会に出場したのは、過去10年で1度だけ。2017年の「ウィンブルドン」の前週に行われた「ATP250 イーストボーン」だ。

その時は数少ない芝コートで「ウィンブルドン」前にプレーしたかったという旨を説明していた。ただ「ATP250 イーストボーン」で優勝したものの、「ウィンブルドン」では準々決勝を右肘の怪我のため途中棄権。シーズン残りをスキップしていた。

またその前となると、2009年の「全豪オープン」の前週、「ATP250 シドニー」まで遡ることになる。

もし実際に「ATP250 アデレード」に出場し勝ち進んだ場合、決勝が行われるのは「全豪オープン」開幕の2日前。タフなスケジュールとなる。

ただTennis.comによると、「ATP250 アデレード」の更に前週に行われる「ATPカップ」で、セルビアが上位進出できなかった時に実戦を増やす選択肢を残すためだろうと報じている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのジョコビッチ

(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)