「ここ10年間でエンゼルスの記憶に残る試合トップ10」

 2010年代も終わりに近づき、MLB公式サイトは「ここ10年間でエンゼルスの記憶に残る試合トップ10」を発表した。その中にはアメリカに大きなインパクトを残した大谷翔平投手の名前も掲載されていた。

 同記事では、この10年間がエンゼルスにとって厳しいものであったことに触れた。2014年の1度しかプレーオフに進出できず、その時はア・リーグ地区シリーズでロイヤルズにスイープされた。「しかし、それでもここ10年には多くの記憶に残る試合があった」と10試合を紹介している。

 その第8位に入ったのが、2018年4月8日のアスレチック戦で、「これはショウヘイ・オオタニのデビュー戦ではなかったが(4月1日にオークランドで勝利した試合で6回3失点)、ここから本当に盛り上がりを見せ、オオタニはア・リーグ新人王を獲得した」と同サイトは語る。この日は大谷が投手として本拠地デビューを果たした試合だった。

 大谷はこの試合の直前、4月3、4、6日の3試合にDHとして出場し、3戦連続で本塁打を放つ鮮烈デビューを飾っていた。その期待から「エンゼルスファンは彼の本拠地投手デビューを楽しみにしていた。この試合でオオタニは7回1安打、12奪三振とし、(ファンを)がっかりさせなかった。彼は二刀流として活躍できると示し、この登板が彼のその後の素晴らしいシーズンを方向づけた」と同記事は選出理由を語った。

 さらに10位には今季6月13日のレイズ戦も挙げられた。同記事は「オオタニはトロピカーナ・フィールドでの勝利で、キャリア初のサイクル安打を達成し、打線を牽引した」と大谷の活躍を選出理由とした。大谷はこの試合、初回に3ラン本塁打、3回に二塁打、5回に三塁打、7回に単打を放ち、MLBでサイクル安打を達成した初の日本人選手となっていた。

 苦しい10年間の中で、記憶に残る2試合を生み出した大谷。来季は二刀流として復活し、さらに印象に残る活躍を見せることをファンも期待していることだろう。(Full-Count編集部)