第39回全日本大学スピードスケート選手権大会11月30日(土)〜12月1日(日) 群馬県スポーツセンター伊香保リンク1日目◆スプリント部門男子500m12位 石田 37”0213位 川森 37”0820位 吉田 37”3941位 …

第39回全日本大学スピードスケート選手権大会


11月30日(土)〜12月1日(日)

 群馬県スポーツセンター伊香保リンク


1日目

◆スプリント部門

男子500m

12位 石田 37”02

13位 川森 37”08

20位 吉田 37”39

41位 長岡 39”12

48位 近藤 40”85


男子1000m

17位 石原 1’15”04

19位 川森 1’15”88

21位 吉田 1’15”89

44位 長岡 1’21”25

48位 近藤 1’31”77


総合部門

男子500m

11位  坂口 38”20

14位  杉山 38”39

18位  伊藤 38”60

25位  遠藤 38”84 

26位  蜂須賀 38”85

32位  黒岩龍 39”26

34位  林   39”27

40位 黒岩岳 39”85

46位 佐藤智 40”20

48位 竹中  40”59


男子5000m

5位 林  7’05”02

8位 竹中 7’05”48

13位 佐藤 7’10”09

26位 黒岩岳7’36”77

28位 蜂須賀 7’19”80

41位 杉山 7’29”25

42位 伊藤 7’29”60

46位 遠藤7’34”14

47位 坂口 7’36”23

51位 黒岩龍 8’14”59


2日目

◆スプリント部門

男子500m

 8位   石原 36’66

 10位  川森  36’81

 29位  吉田  38’02

 43位  長岡  39’23

 45位  近藤  39’75

 

男子1000m  

8位    石原 1”14’22

23位   吉田 1”16’57

24位   川森 1”16’64

41位   長岡 1”21’75

DNS 近藤


総合部門

男子1500m

19位    杉山 1”57’34

20位   坂口 1”57’41

21位   竹中1”57’43

25位 蜂須賀1”58’17

26位     林 1”58’49

32位   伊藤 1”59’62

35位   遠藤 1”59’84

41位  佐藤智2”01’06

46位  黒岩岳2”02’06

49位  黒岩龍  2”03’17


総合成績

スプリント部門

11位       石原

18位      川森

23位     吉田

41位      長岡

44位      近藤


総合部門

16位        林

24位       蜂須賀      

25位        竹中

27位       佐藤智

28位       杉山

32位       伊藤     

34位       黒岩岳

36位        坂口

41位        遠藤

50位        黒岩龍 

5000mで5位入賞を果たした林


長距離のキャプテンとしての活躍に期待が掛かる竹中


寒空の下行われた第39回全日本学生スピードスケート選手権大会に、東洋大からは15人の選手が出場。1日目に行われた5000mでは、林(社2=山形中央)が昨年の記録を大きく縮め5位入賞を果たした。


 1日目は林が5000mで躍動。自身でも「しっかり氷を抑えられた」と振り返るように、昨年の記録を5秒近く縮める好タイムで5位入賞を果たした。続いて長距離部門のキャプテンを務める竹中(社3=八戸商業)も7’05”48と昨年の記録を10秒以上更新する力走を見せる。結果は8位と入賞には届かなかったものの、成長を感じさせる結果となった。竹中はインカレに向けて「1ポイントでも多く点数を取れるように残り少ない期間で頑張っていきたい」と意気込みを語った。


 2日目、1日目に好成績を収めた林と竹中だったが1500mでは思うような滑走ができずに入賞を逃すという結果に。林は悔しさをにじませ「もっとスピードに乗っていけるようにする」と課題を見つめ直した。500mでは、加部監督も短距離部門で期待を寄せる石原(社3=佐久長聖)と川森(社3=釧路明輝)が36秒台を記録。入賞は逃すも、屋内よりも難しい屋外での好タイムに加部監督は「今後のきっかけがつかめた」と2人を評価した。


「全体の底上げ、レベルアップが必要」と加部監督は語る。今大会は記録を伸ばす選手もいたものの、総合ではスプリント部門・総合部門ともに入賞を逃した。第92回日本学生氷上競技選手権大会(以下、インカレ)まで残りの期間は少ないがチーム一丸となって練習に取り組んでいく。加部監督も「時間はないがやればやっただけのことはある」と語るように、全員で前を向いて臨む覚悟だ。インカレまで残り約1ヵ月、選手たちはさらなる成長を遂げる。


■コメント

・加部監督

(今大会を振り返って)個人的には自己ベストが出た選手もいるし、屋外と屋内とでは条件が違うので、屋外でベストが出た選手もいた。その点では良かったが、やはり上位の選手とはまだまだ差があるなと感じた。(今回の収穫と課題は)ジャパンカップに出ている竹中・石原・川森・林の4人の選手が今週末も入れて3週間連続でレースに出ている。かなり疲労もきているなかでこれまで負けていた選手に勝つこともできてきたし、しっかりとスケーティングができていたのでその点は良かった。ただそれ以外はやっぱりまだまだなので、全体の底上げ、レベルアップが必要だなと思う。(良かった選手は)川森と石原ですかね。屋外リンクで36秒台というのは評価できると思う。今まで屋内だったので屋外で36秒台を出せたというのは今後のきっかけがつかめた。(インカレで期待している選手は)やっぱり石原・川森で、短距離上位入賞。そして、10000mの竹中。(インカレに向けて)しっかりスピードをつけたり、試合もそれまでに1・2試合あるので試合を通じて一つずつしっかりとしたスケーティングが最後にできればいい結果はついてくると思う。なので、しっかり練習をし直していきたい。時間はないがやればやっただけのことはあると思う。

・竹中(社3=八戸商業)

短、中、長、滑ってやはり短距離が課題だと感じた。トップスピードが他の選手に比べてないのでそのトップスピードが足りないと感じた。(5000mのタイムが昨季の同じ時期と比べて10秒近く早くなったが)ラップの持ち幅を少なくできたことと終盤にまたラップを上げることができたことが要因だと思う。(2日間での収穫と課題は)5000mはまだ下ではあるが上位の方に食い込めることができたので1月のインカレではもっとさらに上を狙っていきたい。短い距離に関してはタイムを短く詰めていかないといけないと思う。(インカレに向けて)自分が長距離のキャプテンとして1ポイントでも多く点数を取れるように残り少ない期間で頑張っていきたい。

・林(社2=山形中央)

(今大会を振り返って)2日目のレースは全然という感じ。1日目の5000mはいい感じにできていた。スピードの違いでフォームが崩れてしまうというのが課題だと感じた。(1日目の5000mは)しっかり氷を抑えられたというのが良かったところ。2日目は流れてしまった。5000mは納得ができたので、あとはスピードを出すときにもっとスピードに乗っていけるようにすることを考えないと駄目だなと感じた。(インカレに向けて)去年は1年生でただインカレを迎えただけだったので、今年はしっかりと準備をして入賞を狙っていけるようにしていきたい。


TEXT=加藤勇大  PHOTO=谷口奏生