写真:張本智和(木下グループ・写真左)、長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園・写真右)/提供:ittfworld

11月29日~12月1日にかけて、男子ワールドカップが行われた。日本からは張本智和(木下グループ)と、丹羽孝希(スヴェンソン)が出場した。優勝は樊振東(ファンジェンドン・中国)、準優勝は日本の張本智和、3位は林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)であった。

また、11月24日~12月1日に世界ジュニア卓球選手権大会が行われ、 宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)、戸上隼輔(野田学園高校)、曽根翔(愛工大名電高校)、篠塚大登(愛工大名電高校)、長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)、木原美悠(JOCエリートアカデミー)、出澤杏佳(大成女子高校)、小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)が出場した。ミックスダブルス、女子ダブルス、女子シングルスで日本勢が優勝するという偉業を成し遂げた。

このページの目次

1 張本、中国選手を倒し決勝へ 男子W杯2 丹羽、最後まで食らいつくも張本に屈す 男子W杯3 世界ジュニア団体 男子は3位 女子は準優勝4 世界ジュニア ミックスダブルス5 世界ジュニア ダブルス6 世界ジュニア シングルス

張本、中国選手を倒し決勝へ 男子W杯




写真:張本智和/提供:ittfworld

男子ワールドカップで張本は初戦でアルナ(ナイジェリア)、2回戦で丹羽孝希を倒し、準決勝では馬龍(マロン・中国)に挑んだ。馬龍との対戦成績は1勝3敗であるが、この日の張本はバックハンドが火を噴き、バックからのストレート攻撃では何度もノータッチで得点を奪った。2ゲームを奪われたものの最後まで力を出し切り、勝利をあげた。決勝では、樊振東との対戦となり、2-4で敗れたものの、日本人初の準優勝となった。

丹羽、最後まで食らいつくも張本に屈す 男子W杯




写真:丹羽孝希/提供:ittfworld

2回戦で張本との対戦となった丹羽。直近のT2ダイヤモンド・シンガポールでは4-2で張本が勝利している。丹羽はゲームカウント0-2と劣勢になるも、そこから得意の展開に持ち込み3-2と逆転する。張本も意地を見せ1ゲームを取り返し、勝負は最終ゲームへ。一進一退の攻防が続き8-8となるが、ここで張本がサーブターンで2点奪取しマッチポイントを握る。最後は丹羽のバックハンドがネットにかかり、張本に敗れた。

世界ジュニア団体 男子は3位 女子は準優勝




写真:男子表彰式/提供:ittfworld

世界ジュニア卓球選手権で男子団体は順調に勝ち進み、準決勝で卓球帝国・中国に挑んだ。男子団体で最も中国を苦しめたのは、間違いなく日本だっただろう。初戦で宇田幸矢が向鵬(シャンパン)から勝利をあげると、1-1で3番手の曽根翔がまたしても中国から貴重な勝ち星をあげ、決勝進出に王手をかける。続く宇田、戸上はどちらもフルゲームまでもつれる大熱戦を演じるも、最後の一本を取ることができず、惜しくも敗戦となった。

女子も順調に勝ち進み、中国の待つ決勝に駒を進めた。中国の牙城を崩したい日本は出澤杏佳を2本使うという作戦に出た。初戦の長﨑がフルゲームを落とすと、2番手の出澤も1-3で敗れ、後がなくなる。木原が勝利をあげ一矢報いたものの、4番手で出澤がゲームカウント1-3で敗れ、準優勝となった。

世界ジュニア ミックスダブルス




写真:宇田幸矢(左)と木原美悠(右)/提供:ittfworld

ミックスダブルスでは宇田幸矢・木原美悠ペアが優勝を飾った。この種目での日本勢の優勝は初である。準々決勝、準決勝はフルゲームの苦しい展開となったものの、決勝では中国の徐瑛彬(シュインビン)/石洵瑶(中国)にストレートで勝利を収めた。

世界ジュニア ダブルス




写真:長﨑美柚(左)と木原美悠(右)/提供:ittfworld

女子ダブルスでは長﨑・木原ペアが優勝をつかんだ。長崎・木原のみゆうペアは抜群のコンビの良さを見せた。中国選手をものともせず、わずか1ゲームしか落とさないという圧倒的な強さで頂点にのぼりつめた。男子は宇田・戸田ペア、篠塚・曽根ペアがともに3回戦で、フルゲームの接戦を落とし敗退となった。

世界ジュニア シングルス




写真:長﨑美柚/提供:ittfworld

シングルスでは、女子は決勝で長﨑と小塩の日本人対決となる大健闘を見せた。長﨑は準々決勝、準決勝で、小塩は準々決勝でそれぞれ中国選手を倒しての決勝進出である。決勝では序盤は長﨑が流れをつかむも、中盤は小塩の粘りが勝り2ゲームを取り返す。しかし最後は長﨑が決めきり、日本人対決を制した。

一方男子では、戸上隼輔が3位入賞を果たした。2回戦では中国の徐瑛彬(シュインビン)とのフルゲームの死闘を制した。準決勝では中国の向鵬に2-4で敗れたものの、価値ある3位であった。

文:ラリーズ編集部