グランドスラムの男子シングルスでは最多となる20回の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)。そのフェデラーは「自分にとって特別な瞬間とは記録を破った時。記録を維持することではない」と語っている。

現在フェデラーは20回のグランドスラム優勝を誇るものの、ライバルであるラファエル・ナダル(スペイン)は19回、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)も16回と、優勝回数が迫っている。

フェデラーは2018年「全豪オープン」で優勝して以降、グランドスラムのタイトルを獲得していないが、ナダルはそこから3回、ジョコビッチは4回優勝しており、差は縮まりつつある。

特にナダルは「全仏オープン」で現在3連覇中であり、2020年中にフェデラーに追いつく可能性が充分にある。

ただフェデラーは二人との優勝回数の争いについて気にしていないようだ。Tennis World USAによると、フェデラーは「それについては大丈夫だよ。グランドスラムのタイトル記録を破った時、とてもハッピーだったことを覚えている」「自分にとって特別な瞬間とは記録を破った時。記録を維持することではない。彼らがどれだけ競い合うか興味深いね。彼らは凄いよ」と話している。

直近のグランドスラム7大会で優勝がないとはいえ、今年の「ウィンブルドン」では決勝へ進出し、チャンピオンシップポイントを握って優勝まであと一歩だったフェデラー。2020年には39歳を迎えるものの、いまだに優勝候補の一角だ。2020年のグランドスラムは誰がトロフィーを掲げることになるのか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのフェデラー

(Photo by Julian Finney/Getty Images)