<写真・閉会式後に記念撮影に応じる選手たち> 12月1日、大阪府エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)にて第64回全日本学生拳法選手権大会が行われ、関学は男女ともに2回戦敗退となった。 男女ともシードのため2回戦から出場。先に行われた男…


<写真・閉会式後に記念撮影に応じる選手たち>

 12月1日、大阪府エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)にて第64回全日本学生拳法選手権大会が行われ、関学は男女ともに2回戦敗退となった。

 男女ともシードのため2回戦から出場。先に行われた男子は、初戦でいきなり同じ関西の強豪校関大と激突した。先鋒の井上(経4)が終始攻め続け、相手を圧倒。2-1で勝利し、最高のスタートを切った。続く中野(経2)は開始直後に一本を奪うも、終盤に防戦一方になり、逆転負け。その後は相手の主力に思うように攻めることができず、先に4敗を喫し、敗北が決まった。それでも石谷主将(法4)が、2-1で接戦を取り切り関学の意地を見せた。大将の谷(経3)は引き分け、通算2勝4敗1分で惜敗。2回戦敗退となった。続く女子はエース塩谷(人1)をけがで欠く中試合に臨んだ。初戦の相手は大市大。先鋒は不戦敗で、あとがない中、中堅の勝井(国1)が幸先よく一本を先制。終盤は攻め込まれたものの、相手の攻撃をきっちりと防ぎ勝利した。続く大将の佐藤(法3)は相手の組み技に苦戦しながらも、攻め続けた。しかし、最後まで相手ペースで試合が進み、二本を先取され敗北。初戦敗退となり、今大会の関学女子団体初勝利は来年に持ち越された。

 今年の大会はこれにて終了。今大会で4年生は引退となった。

 各試合の成績は以下の通り。

男子団体

[2回戦 対関大]

(シードのため2回戦から出場)

先鋒 井上 ○2-1

次鋒 中野 ●1-2

三鋒 増井(商2)●0-2

中堅 小川(社2)●1-2

三将 藤井(経1) ●1-2

副将 石谷 ○2-1

大将 谷 △1-1

2勝4敗1分

女子団体

[2回戦 対大市大]

(シードのため2回戦から出場)

先鋒  ●不戦敗

中堅  勝井 ○1-0

大将  佐藤  ●0-2

1勝2敗

試合後のコメント

石谷航大主将「引退の実感が湧かない。清水(社4)と松本(国2)が出場できなかったが、他の選手が2人の分まで頑張ってくれた。ただ、練習試合などで勝つこともあった関大に、ここぞという試合で負けてしまうのは、メンタルの弱さが大きいと思う。力は絶対にあるので、気持ちの部分を鍛えてほしい。終わってみて、先輩、同期、後輩などいろんな人に感謝したい。良いことも悪いこともあり、最終的に良い結果で終われなかったが、今後につながるいい経験ができたと思う。(後輩に向けて)後輩たちは、決して弱くない。力はある。ただ、その力を大一番で出すメンタルの部分を強くしてほしい。チーム崖(新主将・法3)で、上級生は後輩を導けるように、下の子たちは上の代を勝たせられるように、頑張ってほしい」