<写真・立命大に雪辱を果たし、満面の笑顔を見せる選手たち>    12月1日、大阪府万博記念競技場にて2019年度全日本学生アメリカンフットボール西日本代表校決定戦決勝が行われた。関学はリーグ最終節で敗れた立命大と対戦し、21-10で勝利。…


<写真・立命大に雪辱を果たし、満面の笑顔を見せる選手たち>

    12月1日、大阪府万博記念競技場にて2019年度全日本学生アメリカンフットボール西日本代表校決定戦決勝が行われた。関学はリーグ最終節で敗れた立命大と対戦し、21-10で勝利。4年連続53度目の甲子園ボウル出場を決めた。

   リベンジに燃える関学が、幸先よく先制に成功した。第1クオーター(Q)残り8分32秒、自陣29ヤードから#21RB三宅(経3)が71ヤードを独走タッチダウン(TD)。さらに同Q残り3分19秒には、再び三宅が37ヤードを走り切り、14-0とリードを奪った。ディフェンスも、RB立川(立命大)をはじめとする強力な攻撃陣を完璧に食い止めた。第2Qにフィールドゴールを許したものの、前半が終わって14-3。試合を優位に進めた。後半開始の関学のキックオフでは、裏をかいたオンサイドキック。それを#10DB北川(人2)がキャッチし流れに乗った。直後の攻撃シリーズでは、#3QB奥野(商3)から#98TE亀井(文3)へのパスがヒットし、追加点。第4QにTDを許したが、21-10で逃げ切った。

   次戦は12月16日、兵庫県甲子園球場にて東日本代表校の早大と対戦し、勝てば3年連続の学生日本一となる。

試合後のコメント

鳥内秀晃監督「過密日程で肉体的にしんどかった。でも、4年生を中心に頑張ってくれた。最初の三宅のタッチダウンが大きかったな。ラインも前回の立命大戦では不甲斐なかったが、きょうは頑張っていた。観に来てくれているファンに、これが関学というプレーを見せられたんちゃうかな。立命大のような強いチームがいるから、我々も頑張れて人間的成長につながっている。甲子園ボウルでは、西日本代表校として恥ずかしくない試合をしたい」

#52DL寺岡芳樹主将(経4)「僕たちは一度負けて、失うものはなかった。持っているものをぶつけてやろうと臨んだ。前回は最初から気持ちで負けて、折れてしまった。今回は気持ちでのみ込もうと戦った。オフェンスもディフェンスも声を上げてやってくれた。甲子園ボウルでは、西日本代表校として立命大さんの分まで勝って、日本一になる」