2007年のプロ転向後、10年以上ATPツアーで戦い続けてきた錦織圭(日本/日清食品)。その錦織は今年の「ウィンブルドン」3回戦でツアー400勝目を挙げた。その400勝を記念して、ATP(男子…

2007年のプロ転向後、10年以上ATPツアーで戦い続けてきた錦織圭(日本/日清食品)。その錦織は今年の「ウィンブルドン」3回戦でツアー400勝目を挙げた。その400勝を記念して、ATP(男子プロテニス協会)が公式Youtubeに、錦織のベストショット10選の動画を投稿している。

動画は、ATPツアー(運営が異なるグランドスラムと「デビスカップ」を除く)の試合から錦織の華麗なショットを厳選して紹介。紹介されたのは以下の10本のショット。

1. 2015年「ATP1000 モントリオール」

 股抜きでのロブショットウィナー

2. 2018年「Nitto ATPファイナルズ」

 強烈なリターンに対し、足を伸ばして片手バックハンドでネット際にポトリ

3. 2014年「ATP1000 パリ」

 サーブ&ボレーの際に抜かれそうになるも、飛びついてのボレー

4. 2018年「ATP1000 モンテカルロ」

 コードボールに対し、ネットにぶつかりそうになりながらも猛ダッシュで追いつき返球

5. 2018年「ATP1000 パリ」

 足元に落ちた難しいボールを繊細なタッチでネット際に落とす

6. 2018年「楽天ジャパンオープン」

 隙を見せてからのダッシュボレー

7. 2016年「ATP1000 シンシナティ」

 ギリギリの場面で見せた豪快な片手バックハンドウィナー

8. 2015年「ATPファイナルズ」

 走りながら冷静にバックハンドでボールをコントロール

9. 2016年「ATP1000 マドリード」

 猛ダッシュでドロップショットを拾い、スマッシュでフィニッシュ

10.2018年「Nitto ATPファイナルズ」

 ブレークポイントのピンチで見せたボレーの応酬

この動画はATPツアーの試合からの選出だが、2018年「全仏オープン」ではポール回しを、2018年「ウィンブルドン」ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)を相手に股抜きショットからのバックハンドウィナーなど、グランドスラムでも錦織は多くの華麗なショットを放ってきた。

2020年シーズンもそのプレーでファンを魅了してくれることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「楽天ジャパンオープン」での錦織

(Photo by Matt Roberts/Getty Images)