WTA(女子テニス協会)が2019年に登場した、女子選手のファッショナブルなウェアの5選を発表。その中で最も優れたものは「全米オープン」で大坂なおみ(日本/日清食品)が披露したツーピースのウェアだとした。

今年一番だとWTAが発表したウェアは、大坂自身も「今まで着た中で一番のお気に入り」と語っていた。

このウェアはナイキとsacaiがコラボしたもので、トップスとスカートがワンピースのように見えるようになっている。スカートのプリーツが二重になっていて、WTAでもそのデザインについて「プリーツスカートは女子テニスウェアの定番となっているが、レイヤーと色で新しい息吹を与えた」「ユニークなデザインであるが、ファッショナブルなシルエットが快適さを損なわず、スポーツとクチュールを融合させた」と絶賛している。

そのほか選ばれたのは下記のもの。

■セレナ・ウイリアムズ(アメリカ) 「全仏オープン」

白と黒というモノトーンながら、斬新で驚きを呼んだウェア。練習のときに着用できるケープのようなデザインのジャケットもセットになっている。また、よく見るとデザインの中にフランス語で「母」「チャンピオン」「女王」「女神」など、セレナにぴったりの言葉があしらわれていた。

■ココ・ガウフ(アメリカ) 「ウィンブルドン」

「ウィンブルドン」で驚くべき快進撃を見せたガウフ。彼女が着用していたのはニューバランスのタンクトップとスカート。同大会では白を基調としたデザインのウェアが義務づけられているが、ガウフが着用したウェアには、スカートの裾やタンクトップの脇にゴールドのラインがワンポイントとして入っている。また、全体的にメッシュ加工がされており、運動性にも優れている。

■ガルビネ・ムグルッサ(スペイン) 「全仏オープン」

黒いタンクトップと黒いスカート。そこに差し色として白とライトブルーが入った目にも鮮やかなウェア。特に目を惹いたのは、スカートの裾にポイントとして入れられた、大きな正方形のブルーのアクセント。ムグルッサはラケットやシューズもライトブルーに、サンバイザーを白にしてトータルコーディネートとしても完成されていた。また、黒いウェアはメッシュのレイヤードとなっており、通気性にも優れていた。

■キキ・バーテンズ(オランダ) 「WTAファイナルズ・深セン」

バーテンズが最終戦で披露したウェアは、ネイビーのボディに白のピンストライプ、そしてハイウエストに真っ赤なラインを入れたワンピースのウェア。伝統的な3つの色にも関わらず、襟ぐりをシャープなVネックにしたり、ウエストの上と下でストライプの角度を変えたりと、モダンなデザインになっている。

ウェアのデザインや機能性は日々進化を続けており、試合そのものに加えてこちらも気になるところ。来シーズンではどのようなものが登場してファンを驚かせてくれるのか、早くも期待が高まる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は1位となった「全米オープン」でのオレンジと黒のツーピースのウェアの大坂なおみ

(Photo by TPN/Getty Images)