ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、マドリードで男子国別対抗戦「デビスカップ」決勝ラウンドが行われていた時、おそらく人生で最も過酷な1週間を過ごした。それは、彼の父親がその週に亡くなったためだと、ウェブメディアTennis World USAが伝えている。

バウティスタ アグートを擁するスペインは、決勝でカナダと対戦。彼は第一試合のシングルスに出場し、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に勝利した。彼は大会を振り返り、「本当に困難だった。セルジ・ブルゲラ監督と状況(父親の容態の悪化)を話し合って、アルゼンチンとの準々決勝を戦う前、木曜日の朝に家に帰ることを決めた。そして(父が亡くなった後)決勝が行われる日曜日の、前日の午後にチームをサポートするために戻ったんだ」と語った。

そして「チームのために何としても1勝をあげたかった。できることをやりつくした。そもそも僕が決勝でプレーできたのは、最初の日からチームが一丸となって、信じられないほどの努力をしてきたからだ。決勝のコートでは万感の思いだった。このチームの一員であることは、非常に特別なことだ。監督やラファエル・ナダル(スペイン)、チームの他のメンバーたちと、コートの中でも外でも多くの瞬間を共有し、お互いから多くのことを学ぶことができた」と続けた。

「この“デビスカップ”は、僕のテニスのキャリアの中で最高の1週間だった。決勝でラファの最後のポイントが決まった時は、素晴らしかった。信じられないような気持ちになったよ」と語った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」決勝ラウンドでのバウティスタ アグート

(Photo by fotopress/Getty Images)