男子テニスのレジェンド選手たちが出場する「ATPチャンピオンズツアー」。現地28日に、そのシーズン最終戦である「チャンピオンズテニス」が開幕する。今シーズン5月に地元「ATP1000 マドリード」で現役最後の試合を終えたダビド・フェレール(スペイン)は、「チャンピオンズテニス」に初出場予定だ。

現在37歳のフェレールは2000年にプロ転向し、約19年にわたってトッププロとして活躍した。現役時はキャリア通算734勝377敗、ツアータイトル27個を獲得しキャリア最高順位は世界3位だった。個人成績のみならず、男子の国別対抗戦「デビスカップ」では3度優勝メンバーに入っており、先日地元スペインで行われた「デビスカップ・決勝ラウンド」の際に「2019デビスカップ優秀賞」を授与された。

身長175cmと、男子プロテニス選手の中では小柄な方のフェレールだが、どんな球も諦めずに追いかけるその不屈の闘志で、世界中の多くのテニスファンに愛されてきた。

そんなフェレールは初出場する「チャンピオンズテニス」で、往年の名選手ティム・ヘンマン(イギリス)が率いる「チーム・ティム」の一員として戦う。現地28日にはグレッグ・ルゼツキー(イギリス)率いる「チーム・グレッグ」、ゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)率いる「チーム・ゴラン」の2チームとの対戦が予定されており、1試合目はフェレールと同じく今年現役を引退した34歳マルコス・バグダティス(キプロス)とのシングルス。2試合目は43歳マーク・フィリポーシス(オーストラリア)とのシングルスを戦う予定。

フェレールは大会公式サイトによると、7月に今大会参戦が決まった際に「ロイヤル・アルバート・ホール(イギリス/ロンドン)の素晴らしい観衆の前で、あのような美しい会場でプレーできることにとてもワクワクしています。今現役引退はしましたが、大会に勝つためにできることは何でもやります」と意気込みを語っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ・決勝ラウンド」で表彰された際のフェレール

(Photo by Oscar Gonzalez/NurPhoto via Getty Images)