ロジャー・フェデラー(スイス)は、38歳までプレーすることは想像していなかったと認めながらも、気持ちが続く限り「やめる理由はない」と考えていることを、英Sky Sportsが伝えている。

フェデラーは「Nitto ATPファイナルズ」準決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗れて今シーズンを終えたが、4つのタイトルを獲得し、ジミー・コナーズの持つATPツアー最多優勝109回という記録にあと6勝で追いつくところまできて、今年も良いシーズンだったと感じているようだ。

しかし「ウィンブルドン」決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)に対して二度のマッチポイントを握りながら、今年導入された最終セットタイブレークの末に敗れ、タイトルを追加することができなかった。

引退を検討しているか尋ねられ、フェデラーは「正直に言うと分からないんだ。今は気分が良くて、人生も、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)や他の選手と対戦することも楽しんでいるよ。だから、テニスを辞める理由がないんだ。もちろん、年齢と共にすべてのことが少しずつ難しくなる。でも同時に、経験を積むことで、より多くの喜びを味わうこともできる。だから、僕がどうやってキャリアを終えるのか、本当に分からないんだ。いくらか感情的になるかもしれないし・・・それもいいね。分からないけれど、すべてがうまくいくことを願っているよ。全てのプロセスがそんなに困難でなければいいと願ってる」と語った。

フェデラーは「Nitto ATPファイナルズ」終了後、ズベレフと共にチリ、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、エクアドルと中南米をツアーで周り、エキシビジョンマッチを行った。

フェデラーは言う。「初めて世界1位になった2004年に長く続けたいと言った時は、35、6歳を考えていた。この年までプレーしていると思わなかったけれど、でもやっている。こんなふうに続けてこれたことを本当に嬉しく思っている。ここ2年、身体的にも本当に調子がいいからね」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのフェデラー

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)