満点の閉幕だ。優勝が懸かった最終戦の相手は早大。第2ピリオド11分、FW徳田滉也(政経3=武修館)が先制点を決めると、勢いは止まらず計4得点。守ってはGK磯部裕次郎(政経4=武修館)の活躍で4-0の完封勝利。3年連続37回目の優勝を決めた。

◆9・7~11・24 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

▼11・24 対早大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

 ○明大4{0―0、1―0、3―0}0早大

 秋の明暗を分ける最終決戦、主導権は明大にあった。第2ピリオド中盤、FW池田涼希(政経4=北海)がゴール裏から回り込みパスを出すと、待ち構えていた徳田の先制弾。「ここから明治の時間が始まった」(池田)。第3ピリオドも序盤から攻め立てFW佐久間雄大(政経2=白樺学園)と徳田の追加点。そして残り8分でエース・池田がゴールネットを揺らし白星を勝ち取った。

 磯部主将なくしてこの勝利は語れない。30本を超えるシュートが打ち込まれた今試合。数的不利の状況でも失点を許さない守りには「150点くらいあげてもいい(笑)」(宮田佳成・法4=白樺学園)。しかし、当の本人は「自分は自分の仕事をしただけだから」と謙虚に自己評価した。ただの勝利ではなく完封での勝利。主将の活躍が終幕に花を添えた。

(写真:ゲームキャプテン池田とチームキャプテン磯部。2人の主将が優勝を引き寄せた)

 一筋縄ではいかない秋だった。春夏の2大会で敗戦を経験し「今年の明治は弱いと言われていた」(磯部)。それでも今大会の最終日に舞い込んだ優勝のチャンス。「勝つしかない。その気持ちの強さが全面に表れた」(池田)。最後は一丸でチャンスをモノにし、悪評を覆した。

 そして勝負の冬が始まる。インカレは4連覇がかかる大舞台。「1つの試合に全力を注ぎ込む」(磯部)。優勝の味を思い出した王者が再び躍動する。次は釧路で響かせろ、明治の名を。

[村川拓次]

試合後のコメント

磯部

――勝てば優勝という状況になりました。

 「絶対負けないと思いました。チームの雰囲気もそうですし、せっかくチャンスが舞い込んできたからこそ、負けるつもりはありませんでした」

池田

――試合を振り返っていかがでしたか。

 「優勝のための条件が整った時にもう勝つしかないと。今まで勝つしかないと言ってきたのですが、(この試合は)みんなその数倍勝つしかないと思って、その気持ちの強さが全面に表れて結果につながったと思います」

DF京谷充洋(政経4=北海道清水)

――春夏勝てなかった中での優勝です。

 「このリーグはその週の試合に勝とうと思って練習してきました。試合で負けても落ち込むことなく、落ち込む暇があったら違うことをしたいタイプなので。そこが強さです。1年生の時から考えている、目立ちたいというのを誰かのためにではなく、自分のためにやってきて、それが良かったです」

徳田

――2得点の活躍でした

 「1点目は涼希さん(池田)を信じてあの場に立っていて、涼希さんも『絶対にいると思って出した』と言ってくれました。めっちゃ嬉しかったです。最後なので4年生に勝たせたくて2点入れられました」

DF高木聖大(文3=日光明峰)

――前日の敗戦の後はへこみましたか。

 「実際負けてみると気持ちはやっぱり落ちました。本当に願うしかなくて、その中で優勝できたのはやっぱり明治だなと思います。運を持っているし、そういう部分でやっぱり明治がナンバーワンかなと思います」

FW岩崎竜馬(法3=釧路工)

――インカレに向けての抱負をお願いします

 「地元なので活躍して4年生を優勝させてあげたいです。4年生のために練習から試合までやっていきたいです」