令和元年度東都大学野球秋季リーグ戦 個人表彰式

11月24日(日)中大後楽園キャンパス

表彰式に参列した3選手(左から佐藤都、小峰、松本)


 令和初のリーグ戦を終え、優秀な成績を残した1部から4部までの選手たちが一堂に会した。東洋大からはベストナインを獲得した佐藤都(法4=聖光学院)、小峰(営4=帝京)、松本(営1=龍谷大平安)が参加。今季の活躍をたたえられると共に、さらなる飛躍を誓った。


 「みなさんの名前は連盟が続く限り残ります」。その名誉について理事長の福原氏からの言葉に感銘を受け、小さく頷いた選手たち。例年であれば立食パーティーの形式で慰労される本会だが、今回は形式と趣向を変え行われた。会場には中大後楽園キャンパスの10階に位置する教室が選ばれた。開会前はブラインドが降りていたが開始直前には上がり、東京ドームが目の前に。これは「今後の活躍の舞台を見ながらの会にして欲しい」という連盟からの粋な計らいだった。


 全受賞者の表彰が終わり、閉会すると選手たちは会場前方へ。各大学の4年生での集合写真をはじめ、日頃はしのぎを削る相手と談笑を楽しんだ。「お前はベストナイン来年取れるよ」と佐藤都が声をかけたのは立松由(立正大)だ。今季は最終戦まで首位打者争いを演じ、強打の捕手として名をとどろかせたが一歩及ばずベストナインも逃し「欲しかった…」と悔しさをあらわにしていた。敢闘賞を手に入れた天敵の女房役が佐藤都の言葉の通り来年度のベストナインとなるのか。プロへと進んだ男の目に止まった男がどう立ちはだかるのか注目だ。


 また、4度目のベストナインに輝いた男とともに参加した小峰と松本。今季、チーム最高打率を残した小峰は「チームの勝利に貢献したいという気持ちで試合に出てた。それが良い形に表れたんだと思います」と副将としての責務を終えてかニコリ。一方でルーキーながら29安打とハイペースで安打を量産した新安打製造機・松本は「いや…なんでですかね。選ばれるなんて思ってなかったです。でも、来年はしっかりとした成績で取りたいです」と更なる飛躍を語った。


 2020年には東京オリンピック、2021年には東都大学野球野球連盟設立90周年という節目の年も迎える。連盟にとって大きなイベントが続く中、これまで春季リーグ戦で4連覇を狙うチームはどんな結果を残すのだろうか。冬に一回りも二回りも成長した姿を見せてくれるに違いない。


■コメント

・佐藤都主将(法4=聖光学院)

最後のシーズンにベストナイン。とれるとは思ってなかった。立松(立正大)は可哀想とは思いますけど、自分が今季打点が多かったので。6季経験して4回目のベストナインを受賞ができて、捕手として2季連続で取れたのがうれしいですね。プロでも捕手で上を目指してタイトルを取れるようにやっていきたい。新人合同自主トレとかが近づいてるんですけど、メディア関係は…同期入団の彼に任せて自分は野球に集中してやっていこうかなって思ってます。捕った時だけアピールしていこうかなって思います(笑)。160㌔は捕ったことないけど慣れが大事なんじゃないですかね。大野さん(H20年度営卒=中日ドラゴンズ)とお話をした時に大谷翔平選手の球はどうやって捕ってたんですかって聞いたら「慣れだよ」って。でも、実際に捕った方と話せたのは自分にとってプラスだったと思いますね。打撃のレベルでいくと、ピッチャーの球に対して自分のスイングスピードじゃまだまだだと思います。なので、そこを鍛えたり、変化球への対応をしていかないとって感じですかね。シーズンインの前に少しでも慣れていけたらと思います。


・小峰(営4=帝京)

最後に取れてうれしい。狙っていたというよりは、チームのために野球をしていただけ。それがこのような形で結果に現れて良かった。僕が3年の時の春にリーグ優勝して、全日本大学野球選手権大会がドームで試合があったんですけど、僕はその試合に出てなくて。いつかドームで野球やりたいですね。


・松本(営1=龍谷大平安)

ベストナインに選ばれたのは光栄ですし、うれしいです。でも、素直には喜べないですね。自分的には納得できる成績ではなかったので。不思議だなぁって感じですね。来季、来年は自分の理想的な結果をしっかりと残してまたここに戻ってこれるように。そのためにちゃんと練習して来年を迎えたいと思います。


TEXT=須之内海 PHOTO=谷口遥菜