アメリカ・ニューヨークで開催されている「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス2回戦でバニア・キング(アメリカ)を6-3 6-3で破った第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)。次の3回戦はヨハンナ・…
アメリカ・ニューヨークで開催されている「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス2回戦でバニア・キング(アメリカ)を6-3 6-3で破った第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)。次の3回戦はヨハンナ・ラーション(スウェーデン)と対戦する。
そのセレナが、ウィンブルドンの記者会見のときに、〈史上もっとも偉大な女性アスリートのひとり〉と見なされていることについて、どう感じるかと尋ねられたとき、彼女は、自分はむしろ〈史上もっとも偉大なアスリートのひとり〉と見なされたい、と答えた。 現在、セレナのスポンサーであるナイキは、全米オープンにタイミングを合わせ、新しい広告を公開した。その中で、22度グランドスラム大会を制した彼女のことを、〈史上もっとも偉大なアスリート〉と呼び、〈女性〉という言葉をスクリーン上のキャッチコピーから削除した。 キングを破った試合のあとの記者会見で、その栄誉について尋ねられたセレナは、「ナイキのような大きな会社が、性別を考慮せず、純粋にアスリートと認識したというのは、ほとんど潔白の証明のように感じる」と言った。
セレナはまた、若い少女は成長しながら、ただもっとも偉大になりたいと望むのだと言った。 「女性アスリートとして、というラベルを貼られたくはないのよ」(C)AP