写真:林昀儒(チャイニーズタイペイ)/撮影:ラリーズ編集部

22日、大会2日目を迎えたT2ダイヤモンド・シンガポール大会は、男子1回戦・林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)と張禹珍(チャンウジン・韓国)が行われた。チームワールドカップ東京大会準決勝の再現ともなったこの対戦は、林昀儒が4-2で勝利し、準々決勝へ駒を進めた。

T2ダイヤモンド特別ルール

T2ダイヤモンドは、7ゲームマッチのシングルス形式だが、従来の卓球のルールとは異なり、デュースなしの1ゲーム11点先取で行われる。また、試合時間が24分を越えた場合は1ゲーム5点先取のFAST5へと移行する。

林昀儒、リベンジを果たす




写真:林昀儒(チャイニーズタイペイ)/撮影:ラリーズ編集部

林昀儒が張禹珍に勝利し、チームワールドカップのリベンジを果たした。林昀儒は、T2ダイヤモンドマレーシア大会で中国の樊振東(ファンジェンドン)や馬龍(マロン)を立て続けに破り優勝に輝いたチャイニーズタイペイの18歳の新星だ。

第1ゲームから激しい打ち合いに。その中で一歩抜け出した林昀儒が先にゲームポイントを握るも、張禹珍が逆転して第1ゲームを奪った。張禹珍は、林昀儒のサーブが台から出るのを見逃さず、積極的にフォアドライブで仕掛けた。第2ゲームは林昀儒が反撃に出る。張禹珍のロングサーブに苦しみながらもチキータレシーブを多用。レシーブからうまく組み立てた林昀儒が第2ゲームを奪い返した。

第3ゲームも点差が広がらないシーソーゲーム。お互いの球に慣れ始めラリーが長くなっていく。このゲームも先に林昀儒がゲームポイントを握ったが、またしても張禹珍が追いつき10-10。サーブ権を持った張禹珍は、林昀儒のバック側にロングサーブを繰り出した。チキータを狙っていた林昀儒は対応が少し遅れレシーブミス。張禹珍がゲームカウント2-1とリードした。

第4ゲームからは5点先取のFAST5に移行。ここからは短期決戦となる。林昀儒は、ラリーの中で張禹珍のフォアサイドを効果的に使い得点を重ねていく。どのゲームも競るが、最後は前回大会チャンピオンの林昀儒がリードをし、FAST5に入った後の3ゲームを連取して逆転勝利を収めた。

23日に行われる準々決勝ではパトリック・フランチスカ(ドイツ)と対戦することが決まった。

詳細スコア




写真:張禹珍(韓国)/撮影:ラリーズ編集部

○林昀儒(チャイニーズタイペイ) 4-2 張禹珍(韓国)
10-11/11-7/10-11/5-3/5-3/5-4

文:ラリーズ編集部