現在開催されている男子国別対抗戦「デビスカップ・決勝」(スペイン・マドリード/11月18日~24日/室内ハードコート)。その会見の中で、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が2020年の「東京オリンピック」に出場したいと語った。マレーは2012年の「ロンドンオリンピック」で地元の声援の中、悲願の金メダルを獲得している他、2016年の「リオデジャネイロオリンピック」でも金メダルを獲得している。

米紙New York Timesによると、マレーは「オリンピックでのプレーは本当に楽しい。チームの雰囲気も、国のために戦うこともいつも楽しいんだ」「だから東京でプレーしたい」と語っている。

マレーは2008年の「北京オリンピック」でオリンピックに初出場。当時すでに世界6位と優勝候補の一角でありながら、マレーは1回戦で世界77位の選手にまさかのストレート敗退を喫していた。

しかし、2012年に母国で行われた「ロンドンオリンピック」では大活躍。準決勝では当時世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を、決勝では当時世界1位のロジャー・フェデラー(スイス)をいずれもストレートで破り、母国でシングルスの金メダルを獲得した。マレーはこの年、「全米オープン」でもグランドスラム初優勝を飾っている。

さらに2016年の「リオデジャネイロオリンピック」でもシングルスで金メダルを獲得。オリンピックで2連覇の偉業を達成した。この年は「ウィンブルドン」でも優勝し、念願の年末1位にも輝いている。

オリンピックイヤーで目覚ましい成績を残してきたマレー。現在はカムバックの途中だが、それでも10月の「ATP250 アントワープ」でシングルス復帰後初優勝、世界ランキングも126位にまで戻しており、来年更にトップレベルに戻ってくることが期待される。また「東京オリンピック」にはまだシングルスで金メダルを獲得していないジョコビッチやフェデラーも出場予定であることを発表しており、豪華なメンバーが揃いそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2012年「ロンドンオリンピック」でのマレー

(Photo by Jeff J Mitchell/Getty Images)