日本ハムは9月1日、東京ドームで楽天と対戦し8-0の勝利を収めた。増井浩俊のプロ初完封、中田翔の21号3ランなどで3連戦3連敗を回避した。ここ2試合で投手陣が6本のホームランを打たれるなど、序盤に投壊することが多かった日本ハム。だが、増井は…

日本ハムは9月1日、東京ドームで楽天と対戦し8-0の勝利を収めた。増井浩俊のプロ初完封、中田翔の21号3ランなどで3連戦3連敗を回避した。

ここ2試合で投手陣が6本のホームランを打たれるなど、序盤に投壊することが多かった日本ハム。だが、増井は低目に力強い球を集め、楽天打線相手に内野ゴロの山を築いていく。

増井の力投に打線が応えたのは五回、1死一、二塁から近藤健介が先制の適時打を放つと、中田がど真ん中に入ってきたカーブを初球からフルスイング。打った瞬間にそれと分かる打球がスタンドまで飛んだ。

投打のヒーローにファンからは、「チームの嫌な空気をふたりの活躍で吹き飛ばしましたね」「増井投手、完投とプロ初完封おめでとうございます。そしてファイターズ連敗ストップよかったです」「増井投手完投&プロ初完封おめでとう!」「ほんとにありがとう。増井さん!翔さん!最高でした」などの声が寄せられている。

増井はシーズン途中にクローザーから先発へ転向、37回1/3を投げて4失点と抜群の安定感だ。栗山英樹監督は「ここまで来るのに色んな思いがあったはず。先発転向は簡単そうに見えるけれども大変だと思う」と話し、労をねぎらった。