アメリカ・ニューヨークで開催されている 「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)が屋根の下、マルセル・グラノイェルス(スペイン)を6-4 6-1 6-4で…
アメリカ・ニューヨークで開催されている 「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)が屋根の下、マルセル・グラノイェルス(スペイン)を6-4 6-1 6-4で下し、3回戦に駒を進めた。
雨天のため、外のコートの試合は中断されて進行が遅れたが、マレーとグラノイェルスの試合は、開閉式の屋根があるアーサー・アッシュ・スタジアムでの試合だったため、予定通り行うことができた。 外の強い雨が屋根を叩く音がかなりはっきり聞こえ、マレーは試合後のオンコート・インタビューで、「ボールの音が聞こえなかったために、最初はかなり難しかった」と話した。 マレーは第1セットであっという間に5-2とリードしたものの、それからグラノイェルスが6度セットポイントをしのいで巻き返したために、最後の2ゲームを取るのに23分を要した。結局、マレーはふたたびブレークし、67分の後にセットを奪取。それから残りの2セットを、合わせて75分でスムーズに取った。
一方、屋根がない外のコートは、雨のために中断され、2時間半の遅延を被った。第6シードの錦織圭(日清食品)と第8シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は、試合を中断された選手たちの一角だ。
錦織は予選を勝ち上がったカレン・カチャノフ(ロシア)を相手に最初の2セットを分け合ったが、6-4 4-6 6-4 6-3で勝利を収めた。またティームは、リカルダス・ベランキス(リトアニア)を6-4 6-3 6-2で下した。(C)AP