テニスの試合後、選手達は握手を交わし、お互いの健闘を称え合うのがテニスのマナーとされている中、2人の女子選手が、試合後の握手で強く締めつけすぎだと大騒ぎに発展したと、豪メディアnews.comが伝えている。

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「ヘンダーソン・テニス・オープン」(アメリカ・ラスベガス)で、18歳のアリシア・パークス(アメリカ)が、20歳のキャサリン・セボフ(カナダ)に、試合後の握手の仕方について抗議した。セボフは6-0、7-6で勝利を決めた瞬間に「カモーン」と叫び、負けたパークスは落胆し自分のラケットをコートの脇に投げつけた。その後、2人はネット越しにいつも行われる義務的な握手を交わしたのだが、パークスはその握手の仕方に不満を持ち怒りを爆発させた。

パークスが相手に掴みかかろうとしたので、審判は審判台から飛び降り、他の大会関係者も2人を引き離そうと駆け寄った。「私の手を締めつけたのよ」とパークス。さらに、パークスのコーチはフェンスを乗り越えて転がり込み「彼女は失格だぞ、失格させろ!何が起こったか見ただろう。彼女は相手の選手の手を締めつけたんだ、失格させろ!」とわめいた。「試合はもう終わっています」と審判は答えたが、「君達も何が起こったか見ただろう?全員目撃したよね。あのクズを失格にしろ」とコーチ。

パークスはTwitterに「最後のポイントが終わった後、私はネット際へ歩いて行った。相手は私の手を叩いてからぎゅーっとすごい力で締めつけたのよ。私は審判に何をされたか言ったわ。だから審判は椅子から降りてきた。でも彼は、彼女に何も言わなかった。だから私が彼女のところへ行って、言ったのよ。『二度と私の手を締め付けないでよ』って。そうしたら彼女は振り返って、偉そうな態度で私を2回力一杯押したのよ…試合に勝ったのにどうして怒り狂った顔をして私の手を締め付けるの。握手の後に私の腕を押し返すの」と見解を投稿した。

側で見ていた世界157位のサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)も「私はその場にいたわ。彼女は確かにネット際で相手の手を強く締めつけた。2人が問題を大きくしないことを願うけど。審判も、見たと言っていたわ。何の処分も下されなくても驚かないけどね」とツイート。ITFは、この事態の調査を開始している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ロジャーズ・カップ」での大坂なおみ(左)とセレナ(右)

(Photo by Julian Avram/Icon Sportswire via Getty Images)