■テニス男子国別対抗戦「デビスカップ」決勝ラウンド(スペイン・マドリード/11月18日~24日/室内ハードコート)

現地19日の大会2日目、日本対フランスを含め全6グループの試合が行われた。

「GROUP A」の第1戦・日本対フランスは、日本が1-2で惜しくも敗れ初戦黒星スタートとなった。

相手は世界ランキング1位で同大会10度の優勝を誇るチームだが、日本は優勝候補の強豪を最後まで苦しめた。第1試合シングルスでは、ATP(男子プロテニス協会)シングルスランキング世界81位の内山靖崇(日本/北日本物産)が同世界29位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に完敗したものの、第2試合シングルスでは世界73位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界10位のガエル・モンフィス(フランス)から金星を挙げた。

しかし勝負が決まる第3試合ダブルスでは、内山とマクラクラン勉(日本)がピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)に7‐6(4)、4‐6、5‐7でわずかに競り負けた。相手のエルベール/マウはダブルスで生涯グランドスラムを達成しており、直近では「ATP1000 パリ」、「Nitto ATPファイナルズ」を失セット0で優勝した強豪ペア。日本は0勝3敗となってもおかしくない相手だったが、最後の最後まで健闘した。

また、初戦は敗れたものの、日本は西岡が1勝を掴んだこともあり決勝トーナメント進出に向けて望みを繋いだ。そして日本は次戦で準々決勝進出を目指し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)擁するセルビアと対戦する。日本対セルビアの試合は、日本時間20日19時から開始予定。

「GROUP F」第2戦では、20歳デニス・シャポバロフ(カナダ)のいるカナダが2日連続の試合で勝利。アメリカをシングルス2試合で下し、グループリーグ2勝0敗で準々決勝一番乗りを決めた。

「GROUP B」の第2戦は、ラファエル・ナダル(スペイン)擁するスペインの初戦。前日の大会初日に白星スタートしていたロシアを下し、「GROUP B」はスペインとロシアが、現在1勝ずつとなっている。

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◆「デビスカップ」決勝ラウンドのフォーマット

最初の4日間は3ヵ国ずつ6組に分かれてのグループリーグとなり、シングルス2試合とダブルス1試合が行われる。各組で1位となった6ヵ国と、各組2位の中で最も成績の良い2ヵ国の合計8ヵ国が勝ち上がって準々決勝に進み、その先はトーナメント制となる。

【11月19日 主な試合結果】

◆「デビスカップ」決勝ラウンド

グループリーグ「GROUP A」 フランス 2-1 日本

第1試合シングルス 〇ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)6‐2、6‐1 ●内山靖崇(日本/北日本物産)

第2試合シングルス ●ガエル・モンフィス(フランス)5‐7、2‐6 〇西岡良仁(日本/ミキハウス)

第3試合ダブルス 〇ピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)6(4)‐7、6‐4、7‐5 ●内山靖崇(日本/北日本物産)/マクラクラン勉(日本)

グループリーグ「GROUP B」 スペイン 2-1 ロシア

第1試合シングルス ●ロベルト・バウティスタ アグート (スペイン)6-3、3-6、6-7 〇アンドレイ・ルブレフ(ロシア)

第2試合シングルス 〇ラファエル・ナダル(スペイン)6-3、7-6 ●カレン・ハチャノフ(ロシア)

第3試合ダブルス 〇マルセル・グラノイェルス(スペイン)/フェリシアーノ・ロペス(スペイン)6-4、7-6 ●カレン・ハチャノフ(ロシア)/アンドレイ・ルブレフ(ロシア)

グループリーグ「GROUP F」 アメリカ 1-2 カナダ

第1試合シングルス ●ライリー・オペルカ(アメリカ)6-7、6-7 〇バセック・ポスピショル(カナダ)

第2試合シングルス ●テイラー・フリッツ(アメリカ)6-7、3-6 〇デニス・シャポバロフ(カナダ)

第3試合ダブルス カナダがキャンセルし、アメリカの不戦勝。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」決勝ラウンドでの西岡良仁

(Photo by David Aliaga/MB Media/Getty Images)