わずか15歳のココ・ガウフ(アメリカ)が、女子の世界ランキング100位以内で最年少の選手となった。そして彼女自身はこの素晴らしい事実を知らずにいたと、米メディアeonline.comが伝えている。

米テレビ局E!(エンターテイメント・テレビジョン)主催のピープルズ・チョイス・アワードで2019年のゲームチェンジャー(改革者)・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたガウフは、レッドカーペットに現れた際、世界ランキングでこれほど上位に入ったことは「驚き」だとインタビューで明かした。「実は、言われるまでそのことを知らなかったの。それを夢見て、すごく努力してきた。今年の始め、私は800位くらいだったと思う。すごく成長したし、全ては自信によってもたらされたのよ」と発言。

世界800位からテニス界で最も話題の選手の一人となり、初めてピープルズ・チョイス・アワードに出席。そう、これをゲームチェンジャーと呼ぶのだ。ガウフは、NBAのレブロン・ジェームズとステフィン・カリー、女子サッカーのミーガン・ラピノーとアレックス・モーガン、アメリカンフットボールのドリュー・ブリーズ、体操のシモーネ・バイルズ、そしてテニスのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)といった錚々たるメンバーの並ぶスポーツ枠の候補者の一人に選ばれたのだ。

ガウフが新たにつけた自信の多くは、今夏の「ウィンブルドン」でテニス界の伝説的存在である39歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)から大金星を挙げた経験からきている。彼女は、勝利後に涙したのはこの試合以外にないと語った。

ガウフは憧れの人の一人であるビーナスと対戦したことにどれほどの意味があったか、次のように説明した。「前日の夜、私は試合に負けるだろうと予想していたの。だから、私はただ、テニスのために彼女がしてきた全てのこと、そして、私と同じような女の子たちのためにしてくれた全てのことにありがとうと言いたかった。彼女がいなければ、そして彼女が積極的に私たちのために活動してくれていなければ、私はテニスをしていなかっただろうから。勝った後で泣いたのはあの試合以外にないし、あの瞬間は一生忘れないわ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのガウフ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)