アンディ・マレー(イギリス)が股関節の怪我から復帰するまでの長い道のりが、ドキュメンタリー映画としてAmazonプライムで配信されると、と米テニスメディアBaselineが伝えている。

今年1月の「全豪オープン」で初戦敗退した時、マレーのキャリアは終わったように見えた。試合後、力なくうなだれていたマレーは、股関節の怪我の影響で再びテニスコートに立つことはできないかもしれないと考えていた。

だからこそ、10月にベルギーで行われた「ATP250 アントワープ」でのマレーの優勝は、感動的だった。マレーは決勝で当時世界ランキング18位だったスタン・ワウリンカ(スイス)を破り、1月に股関節の手術をして以来のツアー優勝を果たしたのである。

その後、マレー自身がTwitterで、「僕が怪我から復帰するまでのここ2年間を追ったドキュメンタリーが公開されることに、興奮を覚えるよ。映画『Andy Murray: Resurfacing』は、11月29日からAmazonプライムUKで配信されるんだ。皆さんから感想を聞くことを楽しみにしているよ」と発表。

「この映画は、僕の人生において肉体的にも精神的にも最も困難だった時期を、見てくれる人たちと共有できるようになっているんだ。この映画を通して、人は困難な状況に置かれても、正しい心の持ち方と不断の努力とで乗り越えられると伝えることができればと思うよ」とマレーは語る。

撮影し始めた当初、元世界ランキング1位だったマレーの手術からの復帰を描くというだけの企画だったが、結果としてマレーの怪我との戦い、その中で見せた忍耐強さを2年に渡り撮影することになった。クルーはほぼ毎日マレーを追いかけ、彼が怪我に耐えつつ挑む姿をカメラに収めたのだ。

映画の大部分はマレー自身に焦点を当てたものだが、マレーの家族、ライバルのプレイヤーや関係者などへのインタビューも収められている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのマレー

(Photo by Julian Finney/Getty Images)