11月17日(日)、シーホース三河は富山グラウジーズと対戦。1Qから追いかける展開となった三河は、必死のディフェンスで食らいつくも、得点チャンスにシュートを決められず、1点差で敗れた。前日、点の取り合いとなったゲームを延長戦で制した三河は…

 11月17日(日)、シーホース三河は富山グラウジーズと対戦。1Qから追いかける展開となった三河は、必死のディフェンスで食らいつくも、得点チャンスにシュートを決められず、1点差で敗れた。前日、点の取り合いとなったゲームを延長戦で制した三河は連勝とはならなかった。

ホームのウィングアリーナ刈谷には、多くのファンが駆けつけ満員に。「Bリーグ通算来場者20万人」を達成した。

-試合結果-
三河 ●71 ‐ 〇72 富山
(三河通算成績4勝11敗)

・合わせて読みたい→
三河・岡田侑大がプロ転向からの3ヶ月を振り返る Bリーグ注目の大型ルーキー(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yuta-okada-interview/)

1Q 三河 18–24 富山

 

森川 3Pシュート2本の計8得点で先発起用に応える

スターティング5は、#2岡田、#9森川、#11熊谷、#32桜木、#54ガードナー。

序盤は富山の激しいボールマンプレッシャーに苦戦し、#0ライオンズ、#13前田の得点で先行される。

#54ガードナーをスクリーンに使って#2岡田が3Pシュートを決めると、速いパスワークでズレを作って#9森川も3Pシュートで続く。さらに#32桜木のディフェンスリバウンドから#9森川が速攻、2本目の3Pシュートと連続得点で13-12と逆転。

しかしそこから富山に確率良くアウトサイドシュートを決められて9点のリードを許す。#54ガードナー、#7長野の得点で食らいつき、三河 18–24 富山で最初の10分を終える。

2Q 三河 37–40 富山(1Q 三河 19–16 富山)

堅守から流れを引き寄せるも、再び突き放される

スタートは、#1川村、#7長野、#24加藤、#42オトゥーレ、#54ガードナー。

富山のアウトサイドシュートを止められずにリードを広げられるも、#1川村の3Pシュートや、ファストブレイクから#1川村、#42オトゥーレが立て続けに決めて32-33と追い上げる。

1点のビハインドで迎えたオフィシャルタイム明け。激しいディフェンスを遂行してターンオーバーを誘うなど富山のオフェンスを3連続で止めて、#15根來のフリースロー、#42オトゥーレのバスケットカウントで残り3分34-32と逆転に成功する。その後富山に連続3Pシュートで巻き返され、再逆転を許す。

3Q 三河 52–57 富山(三河 15–17 富山)

両者の意地がぶつかり合う激しいディフェンスゲームに

スタートは、#2岡田、#9森川、#11熊谷、#32桜木、#54ガードナー。

開始早々、#9森川、#54ガードナーの得点でリードを奪う。#2岡田がドライブで切り込んでバスケットカウント、#54ガードナーがスティールからのボールプッシュ、#9森川のアタックとテンポ良く得点を積み上げて5点のリードを築き、一気に突き放しにかかる。

富山は#11宇都のアタックからキックアウトして3Pシュートを確率良く沈めて持ち直すと、残り3分に#22ペッパーズがタフショットをねじ込んで50-51と再び前に出る。終盤はタフな守り合いとなる中、スコアを伸ばせず、5点のビハインドで最終Qを迎えた。

4Q 三河 71–72 富山(三河 19–15 富山)

わずかに1点及ばず、71-72で惜敗

スタートは、#1川村、#7長野、#9森川、#42オトゥーレ、#54ガードナー。

ディフェンスとリバウンドの集中力を高めて、約5分間富山のオフェンスを沈黙させると、#54ガードナーの連続得点で追い上げ、オフェンスリバウンドから#1川村がドライブで決めて逆転。#1川村のシュートのリバウンドを#42オトゥーレがダンクで叩き込み、#9森川のカットインで5点差をつける。

富山も#9水戸、#13前田の連続3Pシュートで詰め寄り、そこから1点を争うクロスゲームに突入。満員のアリーナは割れんばかりの大青援で選手を後押しする。

残り1分に富山#0ライオンズにロング3Pシュートを沈められるも、#42オトゥーレのゴール下で68-69と食らいつく。最後はファウルゲームに持ち込んで、残り1秒に#1川村の3Pシュートが決まるも、わずかに1点及ばず。今季初の連勝を飾ることはできなかった。

■シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木 貴美一 試合後コメント

出だしはあまり良くなかったんですが、選手がしっかりディフェンスを頑張って、どちらに転ぶかわからない試合に持ち込んだのは非常に良かったと思います。ただ、1本のシュート、1本のシュートミスといいますか、最後は富山さんの方が多く3Pシュートを決めたところの差でした。

ミスの数アシスト、リバウンド、シュート成功率は良かったので、あとはもう少しフリースローを大事に出来ればと思います。今日はディフェンスのゲームになりましたが、また違うパターンで良い部分が出てきたので、下を向かずに天皇杯予選もしっかり戦って、次に向けて練習していきます。

■富山グラウジーズ ヘッドコーチ ドナルド・ベック 試合後コメント

ファンの皆さまにとっても、とてもエキサイティングな試合だったのではないかと感じています。昨日より良かった点はいくつもあり、勝てたことがとても嬉しいです。