■「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10日~17日/室内ハードコート)

現地17日の大会最終日。男子シングルス決勝、男子ダブルス決勝が行われる。

男子シングルス決勝では、世界5位のドミニク・ティーム(オーストリア)が世界6位のステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。両者の過去対戦成績はティームの4勝2敗。最後に対戦した10月の「ATP500 北京」決勝では、ティームが逆転勝利している。

26歳のティームは今大会のグループリーグで、ロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)に立て続けに勝利し自身初の決勝トーナメント進出。準決勝では、前年優勝者のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)をストレートで破り、好調を維持している。

一方、21歳チチパスはツアー最終戦初出場で、グループリーグを1位通過。準決勝では同大会6度の優勝を誇るフェデラーにストレートで勝利し、決勝まで勝ち上がってきた。

そんなティームとチチパスは、ともに片手バックハンドの選手。ツアー最終戦の決勝で片手バックハンドの選手同士が対戦するのは、2006年のフェデラー対ジェームズ・ブレイク(アメリカ)以来13年ぶりのこととなる。

またツアー最終戦決勝において、ラファエル・ナダル(スペイン)、ジョコビッチ、フェデラー、アンディ・マレー(イギリス)のBIG4が一人もいないのは、フェデラーが初めて決勝を戦った2003年以降では3度目のことだ。

ツアー最終戦初優勝を目指すティームとチチパス。勝利の女神はどちらに微笑むか注目される。両者の試合は日本時間18日3時以降に開始予定。

男子ダブルス決勝では、第5シードのレイブン・クラーセン(南アフリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)と第7シードのピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)が対戦する。

クラーセン/ビーナスはペアとして通算3個のタイトルを獲得。また、クラーセンにとってツアー最終戦ダブルス決勝は今回が2度目、ビーナスにとっては今回が初となる。一方、エルベール/マウはペアとして通算14個のタイトルを獲得。ツアー最終戦では前年準優勝している。

両ペアの試合は日本時間18日0時30分に開始予定だ。

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「Nitto ATPファイナルズ」は年間獲得ポイントの高い上位8人(ダブルスは8組)が出場。4人(4組)ずつのグループリーグを戦い、各グループ上位2名(2組)が決勝トーナメントへ進むというルール。

【11月17日の対戦カード】

◆「Nitto ATPファイナルズ」

男子シングルス決勝

[6]ステファノス・チチパス(ギリシャ)対 [5]ドミニク・ティーム(オーストリア)

男子ダブルス決勝

[7]ピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)対 [5]レイブン・クラーセン(南アフリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)

(テニスデイリー編集部)

※写真はティーム(左)とチチパス(右)

(Getty Images)