ロッテのドラフト7位ルーキー高野圭佑投手(24)が8月31日の本拠地オリックス戦でプロ初勝利を挙げた。■7球すべてストレートで3者凡退 ロッテのドラフト7位ルーキー高野圭佑投手(24)が8月31日の本拠地オリックス戦でプロ初勝利を挙げた。 …
ロッテのドラフト7位ルーキー高野圭佑投手(24)が8月31日の本拠地オリックス戦でプロ初勝利を挙げた。
■7球すべてストレートで3者凡退
ロッテのドラフト7位ルーキー高野圭佑投手(24)が8月31日の本拠地オリックス戦でプロ初勝利を挙げた。
角中の同点3ランで4-4の6回3番手で登板、若月を146キロの速球で一ゴロ、西野を147キロで左飛、糸井を148キロで左飛とわずか7球で3者凡退。そのリズムが生きて、その裏、再び角中の走者一掃三塁打で勝ち越し、南、益田のリレーで白星がころがりこんだ。
前夜のオリックス戦では逆転された直後の1死一塁でリリーフ、若槻に右中間タイムリー二塁打を浴びるなど変化球に頼った消極的なピッチングで、持ち味のストレートを生かしきれなかった。この日試合前に、伊東監督から「お前の持ち味は何だ。ストレートだろう。自信をもって投げろ」と喝を入れられ、この日は7球全て真っすぐで押した。
「まさか全部ストレートとは」と伊東監督も笑っていたが、JR西日本時代には150キロを超えるストレートでリリーフ。故障者だらけで火の車のブルペン陣にとって、高野の存在は大きい。「熱く冷静な気持ちで投げた。最高です」と高野。ウイニングボールは広島・呉の両親にプレゼントするという。