居酒屋の「白木屋」「魚民」などを展開するモンテローザは、2017年3月31日をもって陸上競技部を廃部することを発表した。陸上競技部の構成は、選手11名、スタッフ4名の計15名。厳しい経営環境下での経営の効率化などを推し進めるにあたり、陸上競…

居酒屋の「白木屋」「魚民」などを展開するモンテローザは、2017年3月31日をもって陸上競技部を廃部することを発表した。

陸上競技部の構成は、選手11名、スタッフ4名の計15名。厳しい経営環境下での経営の効率化などを推し進めるにあたり、陸上競技部の廃部を決定した。現在在籍する猿山力也(走幅跳び)、宮内優(円盤投げ)、大岩雄飛(走幅跳び)、ガンドゥ・ベンジャミン(マラソン)、桐山智衣(七種競技)、柏村亮太(ハンマー投げ)、嶺村鴻汰(走幅跳び)、山崎謙吾(400m)、竜田夏苗(棒高跳び)、札塲大輝(110mハードル)、増野元太(110mハードル)の選手11名に関しては、個人の意向を尊重し、移籍など最大限の支援を行う。

モンテローザ陸上競技部は、社員の一体感の醸成・企業イメージの向上のほか、スポーツ振興への寄与、地域住民との交流促進を目的に、2003年4月に創部。2007年の世界選手権に十種競技日本代表として出場し、日本選手権で5連覇した現監督の田中宏昌をはじめ、現在在籍する13名が日本代表選手として活動してきた。

オフシーズンには、小学生向け陸上教室での指導や地域イベントでの実演などを実施。陸上競技やスポーツの楽しさや感動を伝えてきた。