写真:張本智和(木下グループ・写真奥)と早田ひな(日本生命・写真手前)/提供:ittfworld

<ITTFワールドツアー・オーストリアオープン 2019年11月12日~11月17日>

16日、大会4日目を迎えたオーストリアオープンでは、混合ダブルス決勝戦が行われた。予選から勝ち進み、水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)との同士討ちを制した張本智和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)ペアが登場し、中国の林高遠(リンガオユエン)/朱雨玲(ジュユリン)ペアと対戦。ゲームカウント3-1で張本・早田ペアがツアー初優勝を飾った。

“はりひな”ペア、中国トップ選手ペアを破って優勝




写真:張本智和(木下グループ・写真右)と早田ひな(日本生命・写真左)/提供:ittfworld

試合は、張本のチキータと早田のストップで、台上プレーから相手に先手を取らせない。日本ペアが先手を取ると一気にストレートを攻める。一方林のドライブに対しても早田が打ち負けずに返球し、ラリー戦でも中国ペアを圧倒し、1ゲーム目を幸先よく制する。

しかし、2ゲーム目は一転して中国ペアが台上から先手を取り、前陣から強烈な攻撃を繰り出す。終始先手を取られ続けた日本ペアはゲームを落とし、ゲームカウントは1ー1のタイに。

勝負の分かれ目となった3ゲーム目、序盤から早田が攻撃のきっかけを作り、張本が鋭いフォアドライブで決める見事な連携で、再び試合の主導権を握って6ー1と中国ペアを大きく引き離す。

勝利に王手をかけて臨んだ4ゲーム目、2ゲーム目に朱に翻弄された早田がしっかりと調整し、張本へとつなぐ。日本ペアが2ー2で激しいラリーの応酬を粘り切って制すると、中国がたまらずタイムアウト。

タイムアウト明けの1本も張本の切れた下回転サーブを朱がミスをすると、その後も攻めの手を緩めず日本ペアがラリー戦での強さを発揮する。点差が開くと林の開き直ったかのようなカウンターで追い上げられるも最後は早田のロングサーブを林がミスしてゲームセット。

ジャパンオープンで中国の樊振東(ファンジェンドン)/丁寧(ディンニン)を破って鮮烈なデビューをしたペアが、ついにワールドツアー初優勝を果たした。

詳細スコア

○張本智和/早田ひな 3–1 林高遠/朱雨玲(中国)
11-5/4-11/11-5/11-6

文:ラリーズ編集部