アメリカ・ニューヨークで開催されている「全米オープン」(8月29日〜9月11日/ハードコート)に出場中のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)。1回戦でエカテリーナ・マカロワ(ロシア)を破ったあとに出た話だ。 リオ・オリンピック…

 アメリカ・ニューヨークで開催されている「全米オープン」(8月29日〜9月11日/ハードコート)に出場中のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)。1回戦でエカテリーナ・マカロワ(ロシア)を破ったあとに出た話だ。

 リオ・オリンピックで水泳のマイケル・フェルプスが、肩や背中に“紫の丸い跡”をつけて金メダルを獲ったとき、大きな注目を集めた〈カッピング療法〉。これをセレナも利用してきたという。しかし、セレナの場合はリラックスするために利用し、回復を早めることを意図したことはなかったそうだ。

 セレナは、「パームビーチの私のレディのところに行くときは、鍼療法をやってもらう一環でやってもらうの。すごく気に入っているわ。リラックスできるのよ」と言った。

 「回復のために役立つとは知らなかったから、それを聞いたときに『ほんと?』って感じだった」

 遠征など、自宅から離れているときにその治療を受けたことはこれまでなかったが、今後は始めるかもしれない、とセレナは言い添えた。

 「私はいつも新しいことを学んでいるの。治療を受けているときはとても気持ちがいいから、遠征中にも試してみたいものだわ」(C)AP

※カッピング療法=吸い玉療法。身体治療方法の一種。熱くしたガラス容器を背中などに当てるため身体に丸い跡がつく