「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10日~17日/室内ハードコート)の大会4日目、男子シングルスのグループ「アンドレ・アガシ」第2戦で、世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)が世界4位のダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。マッチポイントを握られながらも意表を突く鮮やかなドロップショットしのぎ、驚異の逆転を見せたナダルが6(3)-7、6-3、7-6(4)で勝利した。勝利まであと1ポイントまで迫ったメドベージェフの試合後の記者会見の内容は以下の通り。(前篇)

Q:今回も精神カウンセラーはチームと帯同しているのですか?

「来てるよ」

Q:試合に勝つためにいくつものチャンスがありました。今週はじめにアメリカシーズンとアジアシーズン以降、精神的に厳しい状態であると言われました。今後、勝てた試合を落とさないためにも、どういった形でこれらの問題解決していくのでしょうか?

「答え方がよく分からないな。とにかく、勝てる試合は勝たないとね。精神的な問題なら引き続き毎日取り掛からないとね。今日は精神的に問題ではなかった。コート上での僕の行動や態度を見ればわかると思うけど。とにかく今後キャリアの中で今日みたいな試合はしたくないよね。選べるわけじゃないけど、自分でできることはするつもり」

Q:もう少しお聞かせください。ご両親がイギリスへ来られませんでした。現在、どういう状況ですか?ビザの問題で来られないというのがどれほど残念なのかお気持ちをお聞かせください。

「そうだね。ロシア人としてはビザ問題は常にある。自分も経験しているし、彼女も一時期問題あったし、今は両親だ。詳しいルールは分からない。答えてもくれない。待つしかない。今もビザが降りてないからね。僕は試合に集中するだけ。今日はうまくいかなかったけど、両親がいないからということは関係ないよ」

Q:悲しいですか?

「もちろん。僕以上に両親の方が残念がっていると思うよ。O2アリーナで僕がプレーするのを楽しみにしていたからね」

Q:勝利まであと少しで負けるのは本当に辛いと思います。第3セットいつころナダルに流れが来ていると思われましたか?

「正直言うと、マッチポイントの後だよ。最後まで勝とうとしていたからね。5-1のリードから追いつかれてもね。試合が終わって負けたと認識してから、とにかく同じようなことには今後なりたくないとは思ったけど、それがテニスだろうね。ナダルはベストを尽くしたと思うし5-1で僕にポイントさえくれれば終われたけど、みんなも知っているけどナダルはそういう人じゃない」

(テニスデイリー編集部)

※写真はATPファイナルズでのメドベージェフ