アメリカ・ニューヨークで行われている「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)。 最終的に勝った試合の間に、ふざけて線審のサングラスを取ったためにペナルティ・ポイントを科せられたファビオ・フォニーニ(イタリア)は、全米オー…

 アメリカ・ニューヨークで行われている「全米オープン」(8月29日~9月11日/ハードコート)。

 最終的に勝った試合の間に、ふざけて線審のサングラスを取ったためにペナルティ・ポイントを科せられたファビオ・フォニーニ(イタリア)は、全米オープンを「グランドスラム大会の中で最悪」と呼んだ。

 6月に2015年の全米オープン優勝者であるフラビア・ペンネッタ(イタリア)と結婚したフォニーニは、ティムラズ・ガバシュビリ(ロシア)に対する6-7(9) 3-6 7-6(5) 7-5 6-4の試合の間の行為のため、罰金を科せられる恐れがある。  第2セットでサービスをブレークされ、2-4とガバシュビリにリードされることになったフォニーニは、怒りに任せてボールを叩きつけ、主審のパスカル・マリアに警告された。それから彼は、第4セットで2-3とリードされていたときに、線審のサングラスを手に取ったことを咎められ、ペナルティで1ポイントを失った。  そんなわけで、彼は次のゲームを0-15から始めることとなり、すぐにダブルフォールトをおかして、ブレークされてしまう。

 フォニーニは結局、試合に勝ちはしたが、試合後、イタリア語で記者たちと話しているときに、サングラスのジェスチャーはジョークだったとし、審判の判断を跳ねつけた。  それでポイントを失ったことについて、どう思っているかと尋ねられたとき、フォニーニはこう答えた。

 「彼らには、彼らのルールがあるんだろ。アメリカ人は、あらゆる意味で違うんだ。僕が考える限り、4つのグランドスラム大会の中でこれ(全米)は最悪だね----いくつもの理由から」と言った。

 フォーニーニは2回戦で第11シードのダビド・フェレール(スペイン)と対戦する予定だ。(C)AP