2019年11月14日〜15日にアメリカ・マイアミにて、フリースタイルフットボールシーンで最も権威のある大会「Red Bull Street Style 2019 World Final」が行われる。日本大会で優勝したKo-suke、世界選手権で準優勝を果たしたYOの次に、アジア選手権で優勝して最後の切符を手にしたのはIbuki!出場者は各国、各大陸選手権を勝ち上がった約60人が集まる同大会で、日本人が3人出場するという異例の事態だ。大会前に、Ibukiに意気込みを聞いた。


Photo by Nobe

–Red Bull Street Style 2019 World Finalの決定おめでとうございます!今のお気持ちはいかがですか?

嬉しいですね!実は、日本選手権で怪我をして世界選手権に出られず、6月までボールを蹴られなくて悔しい期間がありました。RedBull Street Styleは、歴史ある大会でフリースタイルを始めて以来の夢。逃したくなかったので、最後のチャンスであるアジア選手権に向けて調整し続けました。なんとか、憧れていたステージへの切符を手にできて良かったです!


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–紆余曲折ありながら、切符を手にしたんですね。アジア選手権は緊張しましたか?

緊張はしませんでした。ちゃんと戦えば優勝できると思って、いろんな場面を想定して練習してきたからだと思います。本番は、リラックスして音楽を楽しみながら望むことができました。でも、決勝は納得の行く勝ち方はできませんでした。相手も納得いかなかったと思います。優勝した瞬間は嬉しかったですが、5分も立てば反省をしていました…。

–そんな中、Ibukiさんが勝てたのはどういった要因だと思いますか?

会場の方々が味方してくれたからだと思います。ここで逃すわけにはいかないという気持ちが、見ている人たちに伝わったのではないでしょうか。応援してもらえて、本当にうれしかったです。


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–いよいよ、RedBull Street Styleが迫ってきました!意気込みをお願いします!

狙うは優勝です!ただ、勝つだけでなく始めて見た人たちを自然と味方に巻き込んでいきたいですね。自分のフリースタイルにどう引き込めるかだと思います。ベストを尽くしてきます!

interview & text: 小田切萌