「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10日~17日/室内ハードコート)大会3日目。男子シングルスのグループ「ビヨン・ボルグ」第2戦で、世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界5位のドミニク・ティーム(オーストリア)に7-6(5)、3-6、6(5)-7で敗れた。ジョコビッチは、最終第3セットで一度はティームのサービング・フォー・ザ・マッチをしのぐなどしたが、最後はわずかに及ばなかった。

両者のフルセットの試合時間は、2時間47分。この激闘を制したティームは今大会一番乗りで、そして自身初のツアー最終戦準決勝進出を決めた。

グループリーグ第1戦でロジャー・フェデラー(スイス)を、そして第2戦でジョコビッチも破ったティーム。その強さを、敗れたジョコビッチが試合後に称賛している。

ATP(男子プロテニス協会)公式Twitterによると、ジョコビッチは「驚くべきものだった。彼(ティーム)とは以前もプレーしたことがあるし、彼の試合も知っている。しかし今日彼がやったことは、まあ言ってみればとにかく並外れていた。彼が高いレベルでプレーできることを知っているが、今夜はまさに驚異的だった」と話した。

この試合、ジョコビッチは第1セットをタイブレークで先取。ところが第2セットを落とすと、最終第3セットでは一時ゲームカウント5-6で相手のサービング・フォー・ザ・マッチという大ピンチに。それでも、土壇場でブレークバックし諦めないジョコビッチ。さらに続く勝負のタイブレークで一時4-1とリードしたが、そこから壮絶なラリー戦の末に競り負けた。

ジョコビッチは3セット合計9回のブレークチャンスのうち、3回のブレークを奪った。一方相手のティームは、4回のブレークチャンスすべてをものにした。

ATP公式サイトによると、ジョコビッチは「彼が勝つに値すると思った。彼はとても勇気のあるテニスをしていて、とにかくボールを叩いていた」とティームを祝福している。

そして決勝トーナメント進出を目指すジョコビッチは、現地14日のグループリーグ第3戦でフェデラーとのBIG3対決に臨むこととなる。

(テニスデイリー編集部)

※写真はジョコビッチ(右)とティーム(左)

(Photo by Julian Finney/Getty Images)