東都大学野球リーグは11日から2部3部・3部4部入れ替え戦が行われている。対戦カードは2部最下位・東農大ー3部優勝・大正大、3部最下位・上智大ー4部優勝・東京都市大。 2部3部入れ替え戦は、両校が意地を見せた。東農大は一回戦、米村、高井の…

東都大学野球リーグは11日から2部3部・3部4部入れ替え戦が行われている。対戦カードは2部最下位・東農大ー3部優勝・大正大、3部最下位・上智大ー4部優勝・東京都市大。

2部3部入れ替え戦は、両校が意地を見せた。東農大は一回戦、米村、高井の2投手が継投で完封リレーで勝利。敗れた大正大は先発・齋藤投手が2失点で完投したが、打線が援護できなかった。続く二回戦でも東農大が5回に1点を先制。このまま逃げ切るかに思われた。しかし直後の6回、3部リーグ優勝回数最多を誇る大正大が打者一巡の猛攻で一挙6得点を奪い、試合をひっくり返した。東農大は試合終盤に3イニング連続で点を取ったが4-6で惜しくも敗れ、勝ち点の行方は明日13日に持ち越しとなった。

3部4部入れ替え戦は、乱打戦が展開された。11日の一回戦では、上智大が序盤から試合の流れを握る。2回に無死満塁から下位打線の連打で4得点を先制すると、中押し、ダメ押しと順調に得点を重ね、9回には一挙8得点。14安打16打点の猛攻で東京都市大に力の差を見せつけた。続く二回戦は、東京都市大が2回までに3得点を奪い、5回を終えて5-1と4点リード。しかし、ここから上智大がビッグイニングを作る。6回に5得点を奪って逆転に成功し、7回8回にも連続で点を重ねた。東京都市大は最終回に3点を返して追い上げたが、あと一歩及ばなかった。この結果、上智大が2連勝し3部残留を決めた。

【2部3部入れ替え戦】
11/11(月)
東農大 2-0 大正大

11/12(火)
大正大 6-4 東農大

【3部4部入れ替え戦】
11/11(月)
上智大 18-4 東京都市大

11/12(火)
東京都市大 8-11 上智大