3年ぶりのベスト4進出をかけて行われた今試合。春季リーグ優勝校の強豪・筑波大に終始主導権を握られ、20-27で敗戦。今年度最後の戦いは悔しい幕切れとなった。

◆11・8~12 全日本学生選手権(セキスイハイムスーパーアリーナ他)
▼11・10 対筑波大戦(セキスイハイムスーパーアリーナ)
明大20{10-14、10-13}27筑波大

 開始のホイッスルから10分。ここまでに奪った得点はわずかに1点と、筑波大の激しいディフェンスを崩すことができずにいた。「慌ててしまっていた」(山田信也主将・政経4=愛知県私立愛知)。その後もリズムをつかむことができず、終始劣勢のまま時間だけが過ぎていく。

 それでも「楽しくハンドボールをすることができた」(中川翔太・営4=法政二)。たとえ点差が離れようとも、全員で走って、守って、盛り上がる。笑顔を絶やすことなく60分間を戦い抜いた。結果として残ったのはベスト8敗退。悔しさこそ残るが「本当によく頑張ってくれた」(加藤良典監督)。集大成にふさわしい戦いとなった。

 「周りに恵まれた4年間だった」(山田)。「結果以上に多くのものを得ることができた」(中川)。「波乱万丈なチームだった」(岸正直・法4=法政二)。思い思いに過ごした4年間。ついに実ることのなかった全国制覇の夢は「後輩たちがやってくれる」(岸)。涙まじりに、されど晴れやかな顔で、男たちはコートを去っていった。

[高野順平]

試合後のコメント

加藤監督

――今試合を振り返っていかがでしたか。

  「本当に筑波大が強かったです。優勝するためにできるだけのことはしてきましたが、もっとやらなきゃいけないと、それを選手たちが感じてくれたらいいなと思います」

――4年生に対する思いを聞かせてください。

 「自分がコーチの時から見てきた選手たちだし、そこで特別な思いはありました。本当に素直で真面目な子たちで、チームのために頑張ってくれましたし、彼らから学ぶことも多かったです。そこで勝たせてあげられなかったのは本当に悔しいです」

山田

――後輩へのメッセージをお願いします

  「自分たちより勝ってください。僕は一回も優勝できずに終わってしまったので、悔しい思いをしないように日々の練習から頑張ってください」

中川

――後輩へのメッセージをお願いします

 「ハンドボールを最後まで楽しむことが一番だと思います。笑顔を忘れずに、辛い時は仲間がいるので、周りを信じてください」

――後輩へのメッセージをお願いします

 「明治が全国で優勝することをずっと待っています」